英語はカンタン!と思え!!-英語は簡単という魔法

「英語が上手くなるには、
 とにかく『英語はカンタン!』と思え!」

私のモットーです。

私が100%いつでも「英語はカンタン!」と言い切れるかといえば、
そんなことはありません。
大小いろんな壁に毎日ぶつかっています。

けっこう怪我もしてます。(笑)

それでも、「英語は難しい」とは思っていません。

少なくとも、「英語は難しい」と口に出すことはない
ということは自信を持って言えます。

私がこういう考え方に至ったのは、
大学時代のある出来事がきっかけでした。

「やる気を削いでいるのが分からないの?」

私は大学生のとき、留学生ボランティアとして活動していました。
プロフィールで書きました)

留学生に日本語を教えてあげたり、
日本語クラスの宿題のお手伝いをすることも
その活動に含まれていました。

留学生は、かなりの量の宿題を毎日こなさなければならず、大変そうでした。

私が担当していた留学生数人も、よく
宿題を見て欲しいということで、私もできる範囲で日本語を教えていました。

その一人と一緒に日本語の宿題をやっていたときのこと。
無意識だったのですが、
私は説明をするときにこんな口癖があったようです。

「んー、ここはちょっと難しいんだけど」
「分かりにくいかもしれないけど」


あるとき、その留学生がいいました。

「あのね。宿題を手伝ってくれるのはほんとに感謝してるんだけど・・・・・
 『難しい』って何度も言うの、やめてくれない?」


私はびっくりしてしまいました。

「日本人に特有の考え方なのかもしれないけど、
『難しい』っていうのは、私としてはやさしさのつもりだったんよね・・・。

『難しいのに、あなたはよく頑張ってるよね』っていう」

彼女は言いました。

「うん、難しいのはよくわかってる。
 だからあなたの助けがいるんでしょう?

 それなのに、日本語を使いこなしているはずのあなたから
 『難しい』って言われたらどう感じると思う? 

 ますますやる気を無くしちゃうと思わない?

 私が苦労しているからこそ、
 あなたは嘘でも『こんなのカンタンよ!』って
 私の気を楽にさせるべきじゃないの?

 そうすれば、私ももっとよく理解できるようになると思う」

これを聞いて、まさに目からウロコでした。

その時は正直、腹が立ちました。
「せっかく手伝ってあげてるのに、何だよぅ~!!」 と。

でも、考えれば考えるほど、彼女の言うとおりだと思いました。

欧米人らしくはっきり物を言う子でしたが、
今は本当に感謝しています。

「先生」として気をつけていること

このことがあってから、
私は教えるときにも「難しい」という言葉を意識して使わないように
気をつけるようになりました。

先生という仕事をしていると、それこそ口癖のように
毎日100回くらい言ってもおかしくない言葉。

「えー、今日は仮定法を勉強しますが、
 これは高校文法で一番難しい項目です」

私は、こんなことを言う先生を何人も知っています。

もちろん、「だから一生懸命聞くように」というのが
先生の意図だとは分かっています。

でも、生徒は確実に、こう考えます。
「あー、難しいの、やだなー」

そして、やる気をなくしてしまいます。

私なら、まずはこう言います。

「今日は○○をやるんだけど、これはね、か~んたんっ!!」

○○には、すべての項目が入ります。

つまり、何を教えるにしろ、
「か~んたんっ!!」と言ってから始めるということです。(笑)

実際に「一番難しい」と言われている仮定法であれば、

「よく『難しい』って言われてるんだけど、それは嘘!!!

 公式があるから、それに当てはめればいいだけ。だからほんとに簡単!!
 だから、公式だけちゃんと覚えてね。
 そうすればどんな問題でも解けるから」

こう言うと、生徒がほっと安心する顔が見えるんです。

生徒は、私に「か~んたんっ!」と繰り返し刷り込まれたことによって、
余計なエネルギーを使うことなく、
効率よく頭を使うことができているはずです。

「先生の授業はほんとに分かりやすい!」 と私が人気講師になり、
生徒の合格実績もすごく伸びたのは、偶然ではないと思っています。

「カンタン」という魔法を使いこなす

「英語はカンタン!」というのは、魔法の言葉だと思います。

上の例でいえば、私の生徒は、新しいことを学習するときに
「ふむふむ、簡単なんだな」 という入り口から
まず入っていくことができます。

そりゃあ、問題を解いていきながら、
「簡単じゃないじゃないかー!」という場合もあるでしょう。

でも、最初が「えー、難しいの?やだー」
という入り口だったとしたら、どうでしょう?

「なんだー、難しいって聞いてたのに簡単だったじゃーん!」
って・・・なるでしょうか?

そうなることもあるかもしれませんが、
その可能性はかなり低いと思います。

少なくとも勉強において、
「難しいと思ってたのに簡単だった」ってこと、
私は経験ない気がします。

「難しい」という先入観があることによって、
確実にブロックがかかってしまうんです。


「難しい」と思うことによって、本来持っている能力を
十分に発揮することができなくなるからです。

(「難しい方が燃える!」という生徒もいなくはないですが、
 それはごく少数派の超優等生です。^^;)

結局、本当に難しいか簡単かなんて、
客観的に判断はできません。
個人差もあるし、気持ちの問題も大いに関係あります。

つまり、「簡単」「難しい」というのは、
どちらも「事実」ではなく思い込み
なんです。

だとしたら、「英語はカンタン!」というのは、
この上なく有効な思い込みじゃないでしょうか?


「簡単だから勉強しなくていい」ということではありません。

「難しい」という、いやーな気持ちから生じるブロックを取り除いて、
頭の働きをスムーズにして、勉強を効率よくするのです。


私も、何か困難をともなうことに取り組むときは、
「か~んたんっ!」と思うようにしています。

どうやってもそうは思えないことも、実際にはありますが・・・ ^^;

でも、不思議なもので、最初はハッタリでもいいから
「か~んたんっ!」と言ってしまうと、

何となく「簡単」だと思える状況が
目の前に現れてきたりするんです。

ほんとですよ!!

だから、せ~のっ!

英語は、か~んたんっ!!!

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