自分を信頼できていますか?

前回、「自分を褒めること」の大切さを書きました。

もう一歩つっこんで、
英語学習に有効な考え方について書いてみたいと思います。

(前のページの続きですので、
 頑張った自分を褒めてあげようを先にお読みください。)

英語とは直接関係ないのですが、
私の過去の話をちょっとしてみたいと思います。
これまで、あまり他人には言ったことのない話です。


私は、ずっと大きな劣等感を抱えて生きてきました。

勉強は思い通りにいかなくて、
ストレスで10円ハゲ(!)ができたこともありました。
英語は大学1年生で諦めてしまいました。

学生時代のアルバイトも、仕事が全然覚えられず
お局様のターゲットになってしまい、
バイトに行くたびに目の敵にされ、嫌味を言われていました。

明日はバイトだという日は、嫌で嫌で眠れませんでした。

こんな調子だったので、
「私は仕事ができない人間」とずっと思い込んでいました。

就職は、唯一バイト時代にそこそこ良い結果が出せていた英語講師に。

最初は教えるのもままならない英語力でしたが、
教えるのが好きだったんです。

でも、英語講師として一人前に仕事が出来るようになり、
英語力も向上したと思ったとき
別の世界を見てみたい、と強く思うようになりました。

でも、もう一人の私が言いました。

私はどうせ、仕事ができない、
新しいことが覚えられない人間なんだから。

英語講師でそこそこやってるのに、
今さらまた辛い思いをすることもないじゃない。


それでも色々な運や縁に恵まれて、
別の仕事を始めることになりました。

この頃は、「自分のあり方」みたいなものについていろいろ考えた時期で、
本をたくさん読んだし、
また人生について教えてくれる上司にも出会いました。

このとき私が学んだのは、以下のことです。

・ 自分が自分を信頼してあげれば、人生のあらゆることが簡単になること。

・ 私は「仕事ができない」のではなく、全ては私の心次第だということ。

「私は仕事ができない」というのは、
とても卑怯な考え方だったと今は思います。

「本当に100%努力して、それでもダメだったのか?」
そう自分に問うと、もちろん答えはノーです。

私は、「仕事ができない」という自分のイメージの上に、
あぐらをかいていました。

「できないのだから仕方ない」と、諦めてしまっていたんです。

できないことを言い訳にして、
必要な努力をしていませんでした。

今の私なら、学生時代にちゃんとできなかったバイトも、
あの時よりずっと上手にできると思います。

嫌で嫌で仕方なかったお局様とも、
今ならうまくやっていける自信があります。
(これを気づかせてくれたお局様に、今はとても感謝しています。)

もちろん、年齢を重ねて
いろいろ経験を積んだからということもあります。

でも、それだけではなく、「私はちゃんとできる」という信頼のもとに
どんな仕事であろうと、
それをマスターするために必要な努力を惜しまないと思うからです。


「私にはできる」という信頼があるからこそ、歯をくいしばって頑張れるし、
困難も乗り越えられるのだと思います。

「できる私」にとっては、困難も目的地に向かう途中の
単なる風景に過ぎないからです。


逆に、「私ってまだまだダメだわ」と思ってしまうと
努力をするのがつらくなり、諦めてしまうんです。

「ダメな私」にとっては、困難はとたんに
乗り越えられない大きな壁になってしまいます。

英語学習でも、全く同じだと思います。

じゃあ、「自分はまだまだ上に行ける」と思うことは、
間違っているのでしょうか?

いいえ、間違っていません。

向上心があるからこそ、もっと頑張ろうと思うのだし、
このHPを見てくださっている方は、
誰もが「英語を上達させたい」という向上心の持ち主だと思います。

でも、

「私はまだまだこんなことではダメだわ」
という気持ちからの向上心と、

「私にはもっと上にいける能力がある!」
という気持ちからの向上心では、

どちらが高い効果を生み出せると思いますか?

答えは明らかじゃないでしょうか?

私は、もちろんまだまだ上を目指して
英語学習を継続していますが、

「今のままじゃダメだ」という気持ちからではありません。

「まだまだダメだ」と思っている限り、
常に飢餓感を抱えることになってしまいます。

自分が理想とするレベルの英語力を身につけるまで、
それは続きます。


しかも、英語学習において
「理想とするレベル」に到達することなんて、一生ないはずです。
こんな英語学習、考えただけでも辛いと思いませんか?

「私には、まだまだ上を目指せる力が備わっているに違いない!」
私はそういう気持ちで勉強しているので、
毎日の小さな進歩も楽しむことができます。

だからこそ、少々の壁にぶち当たっても、
気持ちが折れるようなことはありません。

それに、HPを見ていただいて分かるように、
私は英語学習に対してとても気楽に構えています。

本当に私に「上を目指せる能力」が備わっているかは、
誰にも分かりません。

正確に言えば、
「私には能力がある!」と思えばこそ努力も惜しまないので、結果も現れるし、
「私には能力がない」と思えば、そこで成長は止まってしまうのでしょう。

だとしたら、「私はもっと上手になれるに違いない」と信じなきゃ、
もったいないと思います。


私は、通訳のパフォーマンスにしても、
「まだまだこんなのでは力不足だわ・・・」という気持ちからじゃなくて、

「私はもっと上手になれるはず!」
という気持ちから、毎日の練習を積み重ねています。

だって、その方が楽しいからです。
毎日「今日も頑張ろう!」と思えるからです。

別に、「私はもっと上手になれるはずです」なんて
他人に言わなくていいんです。

私も、人に言ったことはもちろんないです。
(ここでは書きましたが・・・)

要は、そういう楽しい気持ちで
気楽にやりましょう!ということです。

自分の可能性を信じて、自分のほんのわずかな成長も喜ぶ。
これができると、英語学習では無敵になれると思います。

*****

前回著書をご紹介した石井裕之さんの言葉に、
次のようなものがあります。


「潜在意識を、自分の子供だと思うことです。

誰だって、自分の子供が初めてしゃべったら、
『すごい!よくやった!』って褒めるじゃないですか。


『マンマ~』と初めて口にした我が子に対して、

『まだまだそんなんじゃダメだ!そんなのは言葉と認めないぞ!』
 なんていう親がいますか?


自分に対して『私はまだダメだ』と言うのは、
それと同じことをやっているということです。

そんなことで、自分の潜在意識が成長するわけないじゃないですか。

ほんの小さな進歩も、『よくやった!』と褒めてあげる。
本気で喜んであげる。

だからこそ、素晴らしいんです。だからこそ、成長するんです」


この言葉は、私にとっては本当に衝撃的でした。

どんな小さな進歩も見逃さず、
「よくやった!」と褒めてあげることがいかに大切か。

それ以来、私は潜在意識を
自分の子供と思って育てています。(笑)

本当の子育ては未経験なんですが・・・ ^^;


↓ この本もいいです。

ダメな自分を救う本―人生を劇的に変えるアファメーション・テクニック
ダメな自分を救う本―人生を劇的に変えるアファメーション・テクニック 石井 裕之

祥伝社 2006-03
売り上げランキング : 3722

おすすめ平均 star
starこの本で石井裕之さんの評価が変わりました。
star本当にダメな自分から救われた
star「ダメな自分」とは

Amazonで詳しく見る


⇒ 苦手があってもいいじゃない! へすすむ



英語の学び方(心構え編)の一覧へ戻る


英語・英会話の勉強法なら独学で英語の達人 TOPへ

サブコンテンツ
mailk

このページの先頭へ