英語ができる人は、回数を決めて勉強するのか?

何回やればいいのか、具体的に示してくださいの続きです。

前のページで、
「毎日、やれることをやれるだけやればいいだけ。
 それをできるようになるまで続ければいいだけ」

と書いたのですが、
あなたはそれでも戸惑ってしまったかもしれません。

でも、最初に言った「8割」「だいたいできるまで」で
「私はこのくらいだ」という判断ができないのであれば、
「あなたがやれるだけ何回でも」やるしかないんですよ。

10回より100回がいいに決まってます。
100回より、500回がもっといい。

でも、普通は500回もできないので

「あなたができる範囲で、できるだけたくさん」
「だいたいできたな、と思うまで」
「効果が見えるまで」

としか、答えようがないんです。


かく言う私は、「よし!これを○回やるぞ」っていう
勉強をしないんですよね。

なのに、「何回やったらいいですか?」っていうメールが
あまりにたくさん来るので、
私だけもしかしてすっごく変なのかな?と思って、

私の周囲の人で、英語で結果を出している人で
「○回」っていうやり方で勉強してる人が
どのくらいいるのかな・・・って考えてみたんですね。

・・・で、誰も思い当たりませんでした。

一応、聞いてみましたよ。
通訳と翻訳の先輩たちに。

どの方も、私よりキャリアは10年から20年は長いし、
英検1級なんて楽勝もいいところの人たちです。


で、み~んな、口をそろえて言いました。

「そんなやり方しない。適当よ」って。

で、それは、今のレベルに達したからそうなのか、
英語ができない時からそうだったのか聞いたら、

「昔から何回とか決めて勉強したことなんかない!」

と全員が即答でした。

私は、○回という回数を自分に課して、それを達成するという
ストイックなやり方をしないという面では、確かに適当ですが、

「正しいやり方で効果が出るまでとことん続ける」ということと、
「自分のやっている勉強でちゃんと効果が出ているかを見極める」
ということについては、誰よりも真剣です。

英語で結果が出ている人の多くは、こうなんじゃないかと思います。

・安易な数字(○回とか○点とか)には惑わされない。
・すぐに結果を求めない。
・大きな目標だけに目を向けて落ち込まない。
・一歩一歩着実に自分の成長をかみしめながら進む。


今すぐあなたがこのように考えるのは難しいかもしれません。

でも、「○回やればできるようになる」なんていう考えは
意味のないことなのです。


「○回やればいいでしょうか?」という質問と同じく
私がいやというほど受けてきた質問に、

「通訳ができるくらいのレベルになるには、
 毎日何時間の勉強時間が必要ですか?」

というものがあります。

答えとしては、一般的な忙しい社会人が可能な上限レベルであろう
「1日3時間(ながら勉強を含め)くらいでしょうか」とお答えすることもありますが、
実際、そんな目安には全く意味はありません。

3時間を真剣に集中して自分に合った教材に正しい方法で取り組んでいる人と、
3時間、全くレベルの合わない教材をやってほとんど意味のある成果を得ていない人と、

同じスピードで通訳レベルの英語力に到達するわけがありません。


では、どうすればいいのか。

通訳になれるまでやり続ける、です。
バカみたいな答えですが、これが真実です。


「何回やったらいいですか?」
「何時間やったらいいですか?」

なんていう質問を他人にするのはやめましょう。
そんな質問は全く意味がありません。

もし、どうしても気になるなら、どうしても目安が知りたいなら、
実際に自分が欲しい成果をすでに出している人に

「あなたは何回やりましたか?」
「あなたは毎日何時間勉強しましたか?」

と聞くことです。

ただし、「自分もそのくらいやればいいのだ」と早合点するのではなく、
その人の素質と学習環境、集中力をもってしてそうなのであれば、
自分だったらどうだろうかと冷静に考える。

そして、「自分だったらもう少しかかりそうだ」などとざっくり目安を決めたら、
あとは結果が出るまでコツコツと勉強を積み重ねるのみです。



⇒ 英語ができない人のお決まりのパターンはこの3つへすすむ



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