英語学習がうまくいかないのは頭が良すぎるから

先日、川沿いをウォーキングしながら
私の人生に大きな影響を与えた
ある講演家の録音音声を聞いていました。

「成功するために最も重要なこと」という内容で彼が挙げていたのが、

「Focus」

でした。
つまり、重要なことだけに集中すること。

多くの会社は、ひとつの分野でうまくいくと
いろいろと違う分野に手を伸ばしはじめてだんだん経営が傾いてしまう。

私たちひとりひとりも、「あれもこれもやらなければ」
全部やろうとするから、どれもうまくいかない、と。

彼は言います。

「みなさんが成功しないのは、頭が良すぎるからなんです!
 いろんなことに手を出しすぎるんです!


 もしみなさんが、毎日毎日、ひとつのものだけを
 繰り返し、繰り返し、繰り返し売っていたら
 それが上手にできるようになる自信はどれくらいありますか?


 あなたが社員を雇うなら、あなたがどんなに頑張っても
 あなたの会社に入ってくるのは優秀な人ではありません!
 普通の人です!

 その普通の人を教育して、訓練して
 ひとつのものだけを上手に売れるようにできる自信は
 あなたはどれくらいありますか?」


それを聞いていて、
「英語学習も、まさにそうだな~」と深く共感したので
その気づきを忘れないうちにシェアしたいと思います。


英語学習でも、ほとんどの人がそうです。
彼に言わせれば、「頭が良すぎる」んですね。

「瞬間英作文もやってます!
 ディクテーションもやってます!
 シャドーイングも、単語も、リスニングもやってます!

 あと何をやれば、英語が話せるようになりますか?

 やっぱり音読もやった方がいいですか?
 英語を書く練習もした方がいいですよね?」


これまでこんなメールを山のようにもらいましたし
スカイプ相談でもそんな方がたくさんいます。

その人たちの頭の中にあるのは、「足し算」だけです。

今やっていることには、まだ何かが足りないに違いない。
まだ私がやるべき新しい勉強法があるに違いない。
それを加えれば、今度こそ自分は英語ができるようになるんだ。

そう思っているんですね。

でも、答えはそうではありません。
答えは、まさに「Focus」です。

私が英語学習のご相談にお答えするとき
ほぼ毎回言っているのが、こうです。

「たくさんのことをいっぺんにやりすぎです。
 もっとやることを絞った方が結果が出ますよ。

 今の○○さんのやり方だと、
 エネルギーが分散しすぎでもったいないです」


で、具体的に今その人に必要ないものを挙げて、やめるように言い
逆に集中して取り組むべき分野とその勉強法をお教えしています。

英語にはいろんな学習法があり、
それぞれ違う効果があります。

私自身も、多くの学習法を試してきましたし、
実際に効果があるものについては、無料メール講座であなたにお伝えしています。

でも、ここで気をつけていただきたいことがあります。

新しい学習法に飛びつく前に、
「本当に今、自分はこれをやるべきなんだろうか?」
と問いかけることを忘れないようにしてください。

私が「これをやった方がいいですよ」と言っていることを含め、
あなた自身が本当に必要なものかを判断して、取捨選択していただきたいのです。

そして、判断した結果、新しいものをやることに決めたのなら
今やっている別の何かを2つ止めるくらいでちょうどいいのです。


覚えておいてください。

「足し算」は簡単です。誰でもできます。
「引き算」が難しいのです。



「ディクテーション」も「音読」も「瞬間英作文」も
当然、やらないよりやった方がいい。

でも、できるだけ早く大きな結果を出すためには

今、何をやらないか

を決めることこそが大切なのです。

そして

今、自分は何に「集中」すべきなのか

これを見極めることが大切なのです。


集中するといっても、もちろん
「単語だけを一生やる」とか
「単語しかやってはならない」とかいうことではありません。

単語をやると決めたのなら、一定期間集中して
それを中心に取り組むということです。

もちろん、単語「だけ」を勉強するのではなく
手が空いていない時間のながら聞きでリスニングに費やす時間もあれば、
単語の例文を読むことが、リーディングの訓練になる場合もあるでしょう。

それは問題ありません。

あくまでも、今フォーカスしている分野が何かを
忘れないようにということです。

先生やコーチにつかず独学で勉強している人は、必ず
「今私は何にフォーカスするべきなのか?」
それを自分で常に考え、引き算で学習計画を組み立ててください。


英語学習に直接関係のあるノウハウの話ではありませんが、
ある意味では、ノウハウよりずっと大切なことです。

あなたに必要なのは、「新しい勉強法」ではありません。
「Focus」です。

よく覚えておいてください。



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