翻訳者として応募するとき、TOEICの点数は重視される?

TOEICと翻訳、通訳の学び方について
ご質問をいただきました。

> —– 件名 —–
> TOEICと翻訳、通訳の学び方

> —– 現在の英語レベル(TOEIC、英検など) —–
> TOEIC745

> —– メッセージをどうぞ —–
> いつも楽しく拝読させて頂いております.
> メルマガ購読者の方々からの質問と回答も非常に役立っております.
> ありがとうございます.

> さて,早速ではございますが,お聞きしたいことがございます.
> TOEICのリーディングセクションスコアと実務翻訳能力との関連性は
> あると思いますか?

> 実務翻訳者となるべく学習しておりますが,
> 翻訳未経験者が在宅翻訳者としての登録や社内翻訳の転職や派遣登録では,
> 実際TOEICのスコアは重要視されるのでしょうか?

> またえいみさんは社内通訳をなされているようですが,
> 入社前に独学であるいは,通訳学校でトレーニングをなされていましたか?

> えいみさんご自身、通訳者をめざす方は
> 通訳学校に通ったほうがいいと思われますか?

> あるいは、レベルの高い通訳者から
> マンツーマンで指導を受ける機会があるとするなら、
> そこから学んだほうがよいと思われますか?

> 通訳者をめざしている方へのトレーニングについてお聞かせ下さいませ.

> 本日のメール質問者と同様に,
> 40過ぎて英語による業務未経験の状態から
> 翻訳者、通訳者、英語教育者になるべくチャレンジしております.

> よろしくお願い致します.

> —– 引用について —–
> 名前は伏せた上で引用可


お答えします。

> 翻訳未経験者が在宅翻訳者としての登録や社内翻訳の転職や派遣登録では,
> 実際TOEICのスコアは重要視されるのでしょうか?


「重要視」はされないと思いますが、
実際問題として900点くらいなければ翻訳の仕事を行うこと自体が難しいです。
(実務経験がある場合、特定の分野に専門知識がある場合を除きます)

なので、TOEICの点数が「足切り」に使われる可能性は高いと思います。

結局、相手があなたを採用するかどうかを決めるときに
「この人に任せよう!」という決め手になるものとして
あなたが何を自分を採用するメリットとして提示できるのか次第だと思います。

あなたがという話ではなく、一般論ですが、
実務経験なし、TOEICの点数もぱっとしない・・・だと、
相手にとってその候補者を選ぶ決め手が何もないので
選ばれるわけがないと思いませんか?


> またえいみさんは社内通訳をなされているようですが,
> 入社前に独学であるいは,通訳学校でトレーニングをなされていましたか?

通訳学校には私は通っていません。

もちろん勉強にはなるので通えるなら通った方がいいでしょうが、
通ったからといって通訳になれるかは分かりません。

だから、通訳になれるのならどちらでもいいと思います。

私の知る限りでは通訳学校に通わないで通訳になった人も
たくさんいますが、たいてい社内通訳者です。
いきなりフリーランスは厳しいのかなという気がしています。


最後に、通訳翻訳のための勉強ということに
とてもご興味がおありのようで、とても良いことだとは思うのですが
私の経験では、通訳翻訳用の特別な勉強というのは、ぶっちゃけ比重は高くないです。

もちろん、重要なことではあるのですが、
その手前の、確固たる基礎力を身につけるステージの方がずっと重要です。


私が翻訳者の方を指導などしていて思うのは、
ちゃんと意味が取れて理解しているのにもかかわらず
翻訳のやり方がまずいから悪い翻訳になっているというよりは、

そもそもちゃんと構文が取れていないとか意味が分かっていないということが
格段に多いです。というかほとんどです。

つまり、翻訳がどうこうではなく、英語力そのものの問題です。

まあ、これをお読みになって
どのようにお考えになるかはあなた次第ですが、
通訳翻訳の勉強をすることそのものが目的にならないよう、
ご自身の立ち位置と目標をしっかり見据えて頑張ってくださいね。


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