通訳(逐次通訳・同時通訳・ウィスパリング)

(死にたいくらいの恥をかくのは、通訳の宿命)  llllll(-ω-;)llllllガーン…

難易度 ★★★ ~
★★★★★
簡単なアテンド通訳から国際会議の同時通訳まで
求人数 ★  ★★ 特に地方ではめったに求人は見ない
お給料 ★★★★★ 語学系の職種では最高か?
良いところ フリーランスという選択肢があり、
定年がないので体力の続く限り働ける。
「私がいるからこの二人の会話が成り立っている」
というやりがいがある。実力があれば高収入。
トップレベルだと年収数千万という話も。
悪いところ 求人数が少ない。
また未経験者OKの所を探すのは簡単ではない。
一人前になるのに長期間の訓練が必要。
(一般的に10年くらい?)
現場では短期決戦の一発勝負。また失敗はつきもの。
ゆえ、極度のストレス。
向いている人 周囲の空気を読める人。
失敗をきちんと反省しつつ引きずらない人。

(★は5つが最高。私の完全な独断と偏見によるものです。)

通訳の種類は大きく分けてこの二つ

逐次通訳:

発言者が1文ごと、またはある程度の長さ(最長でも3分くらい?)で
発言を区切り、通訳がそれを訳す。

発言者が話している間、通訳は記号などを多用したメモを取る。
通訳初心者は逐次通訳からスタートするのが普通。

同時通訳:

発言者の発言を聞きながら、同時に訳していく。
逐次と違い、会話が通訳のために中断されることはない。

メモは、基本的には取らない。(というか、そんな暇はない?)
逐次通訳の経験をある程度積んでからスタートか?

(「ウィスパリング」もありますが、私の解釈では
 同時通訳と大きくは変わらないです。
ウィスパリングは、機器を使わない同時通訳またはその要約。)


私の職場の通訳形態

私は、いわゆる「インハウス(社内)通訳者」です。
通訳としてエージェントから派遣されているのではなく、
社員として採用され、他の社員と同じように会社に属しています。

アメリカ人などが各部署に数人ずついるので、
その人たちと英語の話せない日本人スタッフとの間で行われる
会議や打ち合わせに参加し、通訳を行います。

(外部のお客様と社員との間の通訳をすることもあります。
 私はペーペーなので、外部のお偉いさんには先輩が対応しています。)

単発でいろいろな現場に派遣される通訳と違って、
自分の会社のことなので、なじみのある内容であることも多く、
背景知識でだいぶカバーできます。

また、社内通訳者は、同じ外国人の英語をいつも聞いていることになります。
その人の英語の癖などをつかんでしまえば、やりやすいのかも。

ペーペー通訳の赤っ恥な日常

最初は、逐次通訳からスタートしました。

普通は、小規模の打ち合わせで経験を積んで
だんだん大きな会議に進出(?)していくものだと思うのですが、

私の職場では、英語ができる日本人が多いこともあって
「通訳が必要な小規模の打ち合わせ」というものが、
ほとんどありません。

しかも、社内で起こっていることをまだ把握できていないので、
専門的な内容の打ち合わせは、どっちにしても無理。

英語の問題うんぬんより、
一体どこの何の話なのかが分からないので・・・。

でも、上達するには、とにかく場数を踏むしかない。

ということで、私は
内容は一般的ながら、マイクを使用するような大きな会議
いきなり経験を積ませてもらうしか、選択肢がありませんでした。(涙)

部長職以上から社長までが出席する、
社内の重要な会議です。

これは・・・・・しんどかった。

もちろん先輩が隣にいるので、フォローはしてもらえるのですが、
自分の超ヘタクソな英語がマイクを通じて会場に響き渡るわけです。

数十人の出席者の視線が集まります。
「お、新人通訳だな。どんな英語を話すのか、聞いてやろうじゃないか」
くらいの勢いで、私を品定めするんです。
(まあこれは大げさかもしれませんが)

いちばん最初は、

「では、○月○日、第○回目の○○会議をはじめます」
とか、決まり文句「だけ」の通訳からスタート。

(↑ そういうのは、「通訳」とは呼ばない。笑)

これなら、前もって練習しておくことができますから。

そのレベルから、

「事前に配布されている資料に基づいて説明する部分」の通訳、
「あまり込み入っていない内容のディスカッション」の通訳、と

少しずつ通訳できる範囲を広げていきました。

(※2010年現在、ちゃんと通訳できるようになりました。めでたしめでたし。)


でも、出席者の日本人は、
英語が堪能な人がほとんどで、私よりよっぽど上手。

・・・・・これがまた、へこみます。

英語の堪能な日本人も、一応日本語で発言するので
その内容を英語に訳していると、

「そこはそういう意味じゃない!」と
発言者本人からチェックが入ることもしばしば。

挙句、日本人が英語で話し始めたりします。

すると、日本人の英語の発言を通訳が日本語に訳す、といった
おかしなこと(笑)になるのもしょっちゅうです。

また、新人通訳は、その会議の議事録の英語版作成を
担当することになっているのですが、
会議の録音テープを聴きながら、内容を確認していきます。

つまり、自分のド下手な通訳を再確認する、
という作業でもあります。

予想はつくと思いますが、もう、
本気で死にたくなります。_| ̄|○ ガクッ

家に帰って大泣きしたことも。

でも今は、この大きな会議にも平然と出られるようになりました。

ベテランの先輩も、もちろん新人時代に恥はたくさんかいたそうです。
今では心臓に毛がボーボーで面の皮も5センチくらいだそうですが、(爆)

私も3本くらいは生えたかも?と思っています。
(思春期かよ!?)

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