通訳の仕事内容、必要な英語力、収入や求人の探し方【経験者が暴露】
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通訳の仕事内容、必要な英語力、収入や求人の探し方【経験者が暴露】

エバンス愛

※当ブログ記事には、広告が含まれます。

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「英語を使った仕事」というと、真っ先に思いつくのが通訳かもしれません。ですが、高い知名度とは異なり、実際は求人が少なく、仕事としている人があまり多くない職業でもあります。

言葉の通じない人同士がコミュニケーションを取る際に欠かせない存在であり、「自分がいなければ成立しないコミュニケーションを取り持っているんだ」という大きなやりがいがある仕事です。

 

通訳(逐次通訳・同時通訳・ウィスパリング)の特徴

難易度 ★★★~★★★★★  簡単なアテンド通訳から国際会議の同時通訳まで
求人数 ★~★★       特に地方ではめったに求人は見ない
お給料 ★★★★       語学系の職種では最高レベル

(★は5つが最高。私の完全な独断と偏見によるものですので、ご了承ください。)

 

<良いところ>

・フリーランスという選択肢があり、定年がないので体力の続く限り働ける。
・「私がいるからこの二人の会話が成り立っている」というやりがいがある。
・実力があれば高収入(フリーランス)、トップレベルは日給数十万、年収数千万とも。
・派遣でも、時給は他の事務系職種と比較すると5割程度高い場合が多い。

 

<悪いところ>

・求人数が少なく、未経験者OKのポストを探すのは簡単ではない。
・一人前になるのに長期間(一般的に10年くらい?)の訓練が必要。
・現場では一発勝負で取り返しがつかない。失敗がつきもの。
・極度のプレッシャーと常に隣り合わせで、ストレスが多い。

 

<向いている人>

・周囲の空気を読んで最適の対応が臨機応変にできる人。
・失敗をきちんと反省しつつも、引きずってくよくよ落ち込まない人。
・度胸があり、メンタルがタフな人。高い集中力のある人。

(私自身の個人的な経験と見聞に基づく指標です。)

 

通訳の3つの形態

通訳とは、使用する言語が異なる人同士のコミュニケーションを助けるため、会議やプレゼンテーション、商談などで言語を口頭で置き換える仕事です。

通訳の形態には、大きく分けて以下の3種類があります。

 

1.逐次通訳

発言者が1文ごと、または適度な長さで発言を区切り、通訳がそれを訳します。発言者が話している間、通訳は記号などを多用したメモを取り、発言者が話し終わると通訳が話します。大きな会場であれば、通訳もマイクを通じて話します。

通訳志望者は、逐次通訳の訓練からスタートするのが普通です。

 

発言者がどの程度の長さで発言を区切るかは、話者の好みや会議のタイプによっても異なります。一文言い終わるごとに区切る場合もあれば、ある程度の長さの発言をまとめて訳すこともあります。

通訳を使い慣れていないスピーカーが5分くらい話し続け、通訳が必要だったことをハッと思い出し、慌てて黙ったりすることも。メモを取っているとは言え、あまりに通訳すべき内容が多いと記憶間違いがあってはいけないので、キリがいい所で割り込むのも通訳の腕の見せ所です。

 

逐次通訳がどんな感じかは、この伊達公子さんのスピーチ動画を見ていただければわかりやすいと思います。見ての通り、正確にメッセージを伝えられる代わりに2倍の時間がかかるのが逐次通訳です。

 

2.同時通訳

通常は通訳ブース内でヘッドホンで発言を通じて聞きながら、同時にターゲット言語に訳していくのが同時通訳です。通訳サービスを受ける側は、受信用のイヤホンを通じて通訳音声を聞きます。

同時通訳では、メモはほとんど取りません(というか、話すのに忙しいので取れません)。細かい数字などを書き留める程度です。ブース内にパートナー(交互に交代する通訳)が待機している場合は、数字や人名など記憶にとどめにくい内容をメモでサポートしてもらうこともあります。

 

逐次通訳と違って、会話が通訳のために中断されることはありません。逐次通訳は、通常の2倍の時間がかかりますが、同時通訳は通常の一言語の会議と同じ時間で会議ができるので、忙しいビジネス現場では好まれる傾向にあります。

とは言え、同時通訳は100%の情報を正確に伝えることは非常に難しいので、特に重要な会議など正確性が求められる場合は逐次通訳が使われることも多いです。

私の職場では、専門性が高い内容でしかも重要な決定事項がある会議の同時通訳を依頼されると、上司がよく「同時通訳でどうしてもやれというならやりますけど、質は保証できませんよ?」と脅して交渉して逐次通訳にしてもらっていました。

 

同時通訳の様子がよく分かる動画を見つけたので、ぜひ見てみてください。この通訳の橋本美穂さんは、上の伊達公子さんのスピーチの通訳もしています。

 

 

同時通訳にはチョコが必需品!というのを聞いて、「そうそう!私もいつも食べてた!」と笑いました。アメでもガムでもなく、すぐに溶けてなくなるチョコじゃないとダメなんですよね。

 

ちなみに、こういう重要な国際会議とかだと15分交替がスタンダードですが、一般企業の同時通訳だと、パートナーなしで一人で1時間以上ぶっ続けなんてことも普通にあると思います。(私の職場ではいつもでした)

私は、頭をフル回転して長時間の同時通訳をしながら、ほんの0.数秒間気絶した(寝た?)ことが何度かあります。神経を張り巡らしているので眠いはずがなく、寝たわけじゃないと思うんですが、低血糖の症状みたいなものかもしれません。だからチョコが必需品というわけです。

 

3.ウィスパリング

同時通訳と同じく、話者が話すのと並行して通訳します。通訳を必要とする人のすぐ後ろまたは隣で、文字通り囁くように通訳するのがウィスパリング通訳です。

よく海外の俳優が日本のテレビ番組に出演している時に、すぐ横で小声で同時に通訳しているのを見ると思いますが、あれがウィスパリングです。

同時通訳との違いは、通訳サービスを受ける人数が一人か二人ということと(同時通訳はレシーバーを通すので、一斉にたくさんの人に音声を届けることが可能)、通訳は離れたブース内ではなく通訳を必要とする人のすぐそばで通訳するということです。

 

ハリウッドスター御用達の戸田奈津子さん。最初に日本人インタビュアーが話している時に、顔を近づけて内緒話のようにしている時がウィスパリング、トム・クルーズの発言をマイクを通して通訳しているのが逐次通訳です。

 

どんな時にウィスパリング通訳が使われるかというと、例えば会議の出席者が一人のアメリカ人を除いて全員日本人だった場合などです。その一人のアメリカ人だけのために逐次通訳(会議の時間が倍に延びる)するのは、時間のロスになりますよね。

なので、会議は日本語で行い、通訳はそのアメリカ人の斜め後ろに座って小声で会議の内容を英語に通訳する、といった状況でウィスパリング通訳がよく使われます。

 

通訳の仕事の中身

グローバルビジネス

 

通訳の仕事は、会議での通訳だけではありません。その会議のために何倍も時間をかけて準備します。たとえば1時間の会議だと、2時間とか3時間かけてその会議の準備をするといったイメージです。

 

会議のアジェンダや資料を前もってもらえる場合は、それにすべて目を通して、まずは知らない単語などがないかを確認し、内容でわからないところがあれば調べたり関係者に確認します。

次に出席者を確認し、この内容でこの出席者だったらどんな方向に話が進みそうか、どんな結論になりそうかを予測します。それに基づき、内容の関連する資料や過去の議事録を確認したりしながら、必要な英語表現がすぐ口から出るよう準備します。

 

私は瞬間英作文でこの作業をします。詳しくは以下のページでどうぞ。

瞬間英作文のやり方とおすすめ教材。私はコレで独学で通訳になりました

瞬間英作文のやり方とおすすめ教材。私はコレで独学で通訳になりました

 

社外からの出席者がいれば、その人物の肩書や所属、経歴、実績を入念に調べます。どんな主義主張を持っている人で会議でどんな発言をしそうか、どんな疑問を投げかけそうか、調べられる範囲で調べてあとは想像します。そしてそれに必要な英語がすぐ口から出るよう準備します。

◆英語を話すのが恥ずかしい?自信を持って話すために事前にやるべき5つのことでも、会議の事前準備について書いていますので、よかったらどうぞ。

 

通訳現場という極限状態でも資料ですぐに必要な箇所が見つけられるように、資料の必要な部分に蛍光ペンで線を引いたり、見やすい自作の単語帳を作ったりするのも準備のうちです。

会議によっては、その会議のために大量の専門的な単語を一時的に暗記して、終わったらすぐ忘れるということもよくあります。

 

通訳者が会議前にやっている、英単語を短期間で大量に暗記する方法

通訳者が会議前にやっている、英単語を短期間で大量に暗記する方法

 

通訳は、毎回こういう膨大な準備の上で仕事をしています。なのに、通訳を「英語を入れたら自動的に日本語が出てくる」「日本語を入れたら自動的に英語が出てくる」機械のように考えている人が多いので、困るんですよね〜。

 

なお、インハウス通訳者として企業に属して通訳をする場合、業務は100%通訳だけということは少ないのかなと思います。私のように翻訳業務と兼ねるか、あるいは社長秘書と通訳を兼ねるケースもあります。

 

通訳者になるために必要な資格、英語力は?

 

通訳者として仕事をするのに必要な資格は、ありません。ビジネス通訳検定TOBISなど、通訳スキルを測る民間の検定試験はいろいろありますが、これを持っていないと通訳の仕事ができないということはありません。

私は通訳に関しては無資格ですが(翻訳も無資格)、普通に採用されて通訳として仕事をしました。通訳仲間や先輩との間で、こういった資格試験の話が出たことは一度もありません。

 

一般企業の通訳の求人情報で、通訳の検定の○級以上といったことを応募要件に挙げている会社は個人的には見たことがありません。一般企業には浸透していないから、採用側が知らないというのが大きな理由だと思います。

ないよりはあったら有利かもという程度に考えて、スキルアップの指針として活用するのがいいと思います。

 

よく間違われやすい資格として「通訳案内士(通訳ガイド)」というものがありますが、これは国家資格です。外国人相手に観光ガイドや工場視察案内を行う仕事で、「通訳」というよりは「観光ガイド」です。

※2017年までは、この資格を持っていなければ外国人に有償で観光案内をすることができませんでした。でも、外国人観光客の増加や東京オリンピックの開催に伴い、2018年1月からは、この資格がない人でも外国人向けの観光ガイドを有償で行うことができるようになりました。

 

通訳の話に戻ると、通訳の訓練を始めるのに必要な英語力は、TOEIC900点や英検1級レベルです。「通訳に必要な英語力」ではないことに注意。実際のところは、通訳の英語力をTOEICや英検で測るのはバカらしいです。

 

知人のフリーランス通訳者が、「通訳になりたかったら、TOEICで苦労してやっと900点取っているようでは話にならない」と言っていました(厳しい!)。でも、これは私自身の実感でもあります。

もちろん、今は通訳としてバリバリ活躍していても、苦労してやっと900点が取れたという過去が誰にだってあったわけです。もちろん私にも。だから、「900点程度で苦労している私は通訳にはなれない」と思う必要はありません。

 

まあ、通訳を目指すならTOEIC対策は一切スルーしましょう。それより英検1級を受けた方がいいと思いますよ。英検1級に合格する「実力」がつく頃には、TOEIC900点なんて何の対策もしなくても取れます。

2次試験のスピーチのために自分の考えを瞬時に英語で言えるようにすることは、通訳の仕事にもつながります。(だからスピーチの暗記はダメよ!)

 

以下のページでも、通訳者に必要な資質や英語力について書いているので、参考にしてください。

現役フリーランス通訳者に聞いた!通訳になるための10の条件

現役フリーランス通訳者に聞いた!通訳になるための10の条件

 

通訳者のお給料、収入はどれくらい?

 

企業内で通訳者として働く場合

収入は、一般事務の6割増しくらいのイメージです。一般事務の時給の相場が1400円程度の地域であれば、通訳は2200円程度です。派遣で通訳の仕事をすれば、月収は35万円前後が目安だと思います。

もちろん、通訳が業務にどの程度含まれるか、またどの程度の難易度かによって、収入は大きく異なります。また、派遣で時給で働いているのか、正社員で働いているのかによっても違うでしょう。

 

正社員で通訳として働く人は非常に少ないのが実情ですが、通訳の給料、年収、時給(Career Garden)によると、正社員通訳の年収は400万円から1000万円ほどのようです。

私自身は、日給15000円の契約社員でスタートして、数年後に正社員になりました。

 

フリーランス通訳者の場合

その人のスキルと実働時間によってまちまちなので、どのくらいの収入が得られるかは人によって違います。

実績があり重要な国際会議の通訳をいつも任されるようなトップレベルの通訳者の場合は、年収数千万円と言われます。一般的には年収300万円から600万円程度のようです。

フリーランス通訳者は時給や日給で働くことがほとんどで、通訳の形態、専門性や通訳者のキャリアによって収入は様々です。時給3,000円〜5,000円くらい、日給20,000円〜50,000円くらいが多いようです。

 

通訳者の求人は?どうやったらなれる?

ビジネス

 

企業内で通訳者として働く場合

企業の通訳者として働く場合は、まずは派遣で仕事を探すのが最も一般的だと思います。派遣社員として勤務して、実績が認められれば正社員になれる可能性はあります。

ただ、残念ながら地方ではほぼ企業内通訳の求人はありません。通勤できる範囲内に外資系企業などの求人が見当たらない場合は、大学職員として外国人教授と日本人との通訳的な仕事ができる場合もあるので、いろんな可能性を検討しながら仕事を探してみてください。

 

通訳は、経験者しか募集していないことがほとんどです。通訳に限りませんが、どこも経験者しか採用していないので、未経験者は最初のステップが踏み出せなくて困りますよね。

最初はボランティア通訳やフリーランスから始めてとにかく実績を作り、それを元に「経験者」として応募することになります。◆現役フリーランス通訳者に聞いた!通訳になるための10の条件に書きましたが、今住んでいる場所でそういった実績を作る機会を得るのが難しい場合は、東京で一時的に出稼ぎをするという荒業もあります。

 

フリーランス通訳者の場合

コネや人脈がない場合は、通訳エージェントに登録するのが簡単ではありますが、未経験の場合はなかなか仕事が回ってこないと思います。通訳学校を通して仕事の紹介を受けることもできます。

それ以外にも、英字新聞や通訳翻訳ジャーナルなどの雑誌に広告を掲載している通訳エージェントに連絡する、知人に通訳の仕事を探しているからスポットでもボランティアでも声をかけてと宣伝しておく、大学、国連、NPO、JICAなどの国際機関関係のホームページをチェックして、スポット通訳の求人がないかチェックしましょう。

 

また、お住まいの地方自治体の会報誌などに外国人住民のための通訳募集の案内が出ていることもあります。たとえば、案件が発生したら依頼の連絡が来て、市役所や病院の付き添いや通訳をするという仕事です。

営利活動ではないので、報酬は交通費プラスα程度のことが多いようです。

 

通訳学校を卒業したり通訳検定に合格したりしたら、自動的に通訳になれるわけではありません。「私は通訳になるんだ!」という強い意思を持って、積極的に仕事を取りに行かないといけません。

いったん実績がつけば、その実績をもとに次の仕事を見つけるのは最初よりは簡単になります。とは言え、定期的に仕事がもらえて収入が安定するということはフリーランスでは難しいので、需要のある専門分野を持って希少価値を高めたり、あるいは副業を持って収入を増やしたりという努力も必要でしょう。

 

私の通訳の経験

会議

 

私は8年間「インハウス(社内)通訳者」をしましたが、最初は契約社員として採用され、その後正社員になりました。

外国人が各部署に数人ずついたので、彼らと日本人スタッフとの間で行われる会議や打ち合わせの通訳をしていました。外部のお客様と社員との間の通訳をすることもありました。

 

単発でいろいろな現場に派遣されるフリーランスの通訳と違って、自分の会社のことなのでなじみのある内容であることも多く、背景知識でカバーできることも多いです。

また、社内通訳者は、同じ外国人の英語をいつも聞いていることになります。その人の英語の癖などをつかんでしまえば、やりやすいです。社内通訳は、そういう意味でフリーランスより必要とされるスキルは低いと言えます。

 

ペーペー通訳の赤っ恥な日常

「通訳は経験者しかほぼ求人がない」と上で書いたばかりなのですが、私は未経験のまま通訳の仕事を始めました。

通訳が完全に未経験、通訳学校でトレーニングした経験すらない私は、通訳デビューにしばらく時間の猶予が与えられるのかと思いきや、最初の週からいきなり通訳現場に放り込まれました。

それでも普通は、小規模の打ち合わせで経験を積んでだんだん大きな会議に進出していくものだと思うのですが、私の職場では小規模の打ち合わせというものがほとんどありませんでした。

 

でも、上達するにはとにかく場数を踏むしかないわけで、私は、マイクを使用するような大きな会場で行われる会議でいきなり経験を積まされることになりました。部長職以上から社長までが出席する、社内の重要な会議です。

これは・・・・・しんどかった。

もちろん先輩が隣にいるので、フォローはしてもらえるのですが、自分の超ヘタクソな英語がマイクを通じて会場に響き渡るわけです。数十人の出席者の視線が集まります。「お、新人通訳だな。どんな英語を話すのか、聞いてやろうじゃないか」くらいの勢いで、私を品定めするんです。(まあこれは大げさかもしれませんが)

 

今でも覚えています。私のデビュー戦は、「では、○月○日、第○回目の○○会議をはじめます」という、決まり文句「だけ」の通訳からスタート。(←こういうのは、「通訳」とは呼ばない。笑)

そのレベルから、「事前に配布されている資料に基づいて説明する部分」の通訳、「あまり込み入っていない内容のディスカッション」の通訳、と少しずつ通訳できる範囲を広げていきました。

 

でも、出席者の日本人は英語が堪能な人もいて、私よりよっぽど上手でした。彼らも一応日本語で発言するので、その内容を英語に訳していると、「そうじゃない!」と発言者本人からチェックが入り、自分で英語で話し始めることもしばしばでした。(そして、日本人の英語の発言を私が日本語に訳す、といったおかしなことに・・・)

これがまた、へこみます。

 

また、新人通訳は、その会議の議事録の英語版作成を担当することになっているのですが、会議の録音テープを聴きながら、内容を確認していきます。つまり、自分のド下手な通訳を再確認する、という作業でもあります。

予想はつくと思いますが、もう、本気で死にたくなります。家に帰って大泣きしたことも。でも、慣れというのは怖いもので、そのうちこの大きな会議にも平然と出られるようになりました。

 

通訳になるのに役立った勉強法、採用されてからレベルアップのためにやった勉強法については、以下のページを参考にしてください。

独学でも通訳になれる?私が8年続けた英会話上達トレーニング法
私がTOEIC700点台から通訳になるまでにやった勉強法10選

 

通訳の仕事まとめ

以上、通訳者の仕事内容や収入についてお伝えしました。いかがだったでしょうか?

 

この前、スカイプ相談でお話しした主婦の方が 「このまま、のんびり気楽に英語の勉強を続けていって、そのうちできれば同時通訳者になりたいな〜」とおっしゃっていたのですが、まあ、このページを読んでくださったあなたは分かると思いますが、そんな甘いもんじゃないです。^^;

死ぬほど基礎を積み重ねて、死ぬほど恥をかいて怒られながらトレーニングを続けて、それでも仕事にありつけないこともあるし、仕事が一時的にはあっても安定しなかったりするのがこの世界です。

でも、本当に楽しくやりがいのある仕事です。ぜひ、チャレンジして欲しいです。

 

通訳者を目指す方の参考になれば幸いです!

最後に、「通訳になるのにこれをやっときゃよかった!」って後悔していることもあります。詳しくはこちらの記事をどうぞ。

「通訳になる前にやっとけばよかった!」と後悔している5つのこと

「通訳になる前にやっとけばよかった!」と後悔している5つのこと

 

「私の経験した英語を活かす仕事、本音で語ります」シリーズのその他の記事はこちら。

◆英語講師・英会話講師に必要な英語力はどれくらい?お給料や求人は?
◆【体験談あり】外資系企業役員秘書の仕事内容、収入、必要な英語力は?
◆翻訳者に必要な英語力はどれくらい?年収や仕事の見つけ方

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Ai Evansエバンス愛

独学で英語を学び、国際機関で通訳者を8年経験したのち、独立。本物の英語力を身につけ、大和魂を海外に発信できる国際人を育てることが目標です。
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