翻訳者への道(2)翻訳者として、一歩目を踏み出す

転職した塾でもう2年ほど勤めた後、
夫の仕事の都合で引っ越すことになりました。

さて、次の仕事はどうしよう。
また塾講師か、それとも一般企業に勤めてみるか。

そんなある日、
「英語を使うお仕事」とかいう名前の説明会があることを知り、

軽い気持ちで参加してみました。

派遣会社主催の無料セミナーで、
英語を使うお仕事はこの地元ではこんなのがありますとか、

どのくらいの英語力だったらこんな仕事ができますといった話を
派遣コーディネーターさんからいろいろ聞けました。

でも、無料ほど高いものはないって言います。
連絡先とか、英語のスキルをアンケート用紙に書かされたのですが、
セミナーの翌日、早速電話がかかってきました。

「今、あなたのような方にぴったりの
秘書のお仕事があるんですけど、興味ないですか?」


雇用保険をもらいながらゆっくりするつもりだったんだけど・・・
そう思いながら、とりあえず派遣登録に向かいました。

話を聞きながら理解できたのは、
なぜ私のことが目に留まったか、というのは、要するに

・ 現在失業中で、今すぐ働ける
・ 地理的に派遣スタッフが行きたがらないA市の企業からの求人で、
  私の住所がその近くだった
・ 必要なTOEICスコア(800点)は満たしている

ということのようでした。
(もちろん、口はすごくお上手で、いろいろと持ち上げてはいましたが)

そして、仕事内容は
外資系の秘書のお仕事で、時々翻訳も発生するとのこと。

何だ~、私でも紹介してもらえる翻訳のお仕事、あるんじゃない!
(前回とは違う派遣会社だったんですが)

でも、相変わらず一般企業の経験はないんですけど・・・?

コーディネーターさんがおっしゃるには、

県庁所在地のB市だと、
こういう条件の英語のお仕事はすごく人気がある。
(「外資系」、「翻訳」など)

あなたは実務経験がないので、
広島市(県庁所在地)で仕事を得るのは難しいと思われる。

広島市では、TOEIC900点台の応募者はごろごろいる。


よって、A市で勤務が可能なあなたはラッキーだ、ということでした。

ただ、この企業さんが未経験者でもOKかどうかは不明なので、
とにかく応募してみなければ何も分からない、とのこと。

「まあ、とにかくやってみましょうよ。ダメもとで

という、コーディネーターさん(やり手の女支店長でした)の
何だかよく分からない説得力に操られ、
数日後に面接を受けに行きました。

前任者が辞める寸前でこの会社が焦っていたこともあり、その場で採用決定。
面接の5日後には、すでに働き始めていました。

私にとっては、すごくラッキーだったと思います。

あんまりあっさり決まったので、ちょっと拍子抜けしました。(笑)

気になっていた「一般企業での経験がない」ということは、
考えていたほど深刻な問題ではありませんでした。

でも、入社した当時は「部長」「課長」「係長」がそれぞれ
誰が上で誰が下かさえ分からなかったんですから(爆)、
やっぱ深刻ですかね~?

翻訳の仕事を始める前は、いろいろ考えては
「やっぱり私は翻訳者なんかになれない・・・」と
悩んでいたこともありましたが、

結局、

翻訳者として一歩を踏み出すのに必要なのは
運とタイミングなんだということが分かりました。

もちろん、チャンスが来たときに、それをがっちり掴めるために
英語力は日々磨いておかないといけませんけどね。

⇒ 翻訳者への道(3)翻訳者として一歩を踏み出した後 へすすむ


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