人種差別を完全になくすことはできるか?(英検1級合格体験記)

—– ハンドルネーム —–
ジョニー

—– 年代・性別・ご職業 —–
20代 学生

—– 他の英語の資格 —–
TOEIC 980

—– 2次試験に合格した回 —–
2014年度第2回

—– 何回目での合格? —–
2回目

—– 合格点(内訳) —–
80(24・24・16・16)

—– 選んだトピックとその理由 —–

Do you think racial discrimination can be totally eliminated from the world? (以前視聴したTED で著名な心理学者が「人間は本能的にステレオタイプによって相手を区別する傾向を持っている」と話していたことを思い出したため、このトピックを選びました。)

—– スピーチの内容 —–

人種差別の根絶は可能と考えるか。という質問に対し、「根絶されることが望ましいが、不可能だと思う」と答えました。結論⇒理由という流れを意識して答えました。

理由として挙げたのは主に2つです。

① 人間は相手を区別する傾向を持っている。
② 差別は貧困とも結びついている。

① に関して
「人間はみな平等に権利を持っており、肌の色で差別されるなどあってはならないことだ。差別や偏見がない世界が望ましい」という自分の意見を述べた後、TED talkの内容を引用しました。人間は本能的に人を区別する傾向があるため、根絶は難しいと思うと述べました。ファーガソンで起きた射殺事件も例に挙げました。

② に関して
人種差別の被害を受けている人々は全体的な傾向として貧しい人が多い。
(①で時間を使いすぎて、ここまでしか言えませんでした。)

—– 試験官とのやりとり —–

質問は主に2つでした。

(1)貧困と人種差別が結びついていると言っていましたが、それをもっと具体的に説明して下さい
(2)根絶は不可能という意見でしたが、その事実を踏まえた上で我々はどうすべきだと考えますか。

(1) に関して
「人種差別の被害を受けている人々は全体的な傾向として貧しい人が多い」と、もう一度同じことを述べた後「結果として満足な教育が受けられず、再び貧困を生む結果となる。人種差別に加えて、満足な教育を受けていないという理由からも差別の対象になりうる」と答えました。

(2) に関して
「根絶できないのなら私たちはどうするべきだと考えるか」という質問にはWe should appeal to the power of reason and conscience. (ここでも先程紹介したTED talkで覚えた表現が役に立ちました。)と最初に述べた後、「キング牧師の”I have a dream”スピーチから、私たちは大きな進歩を遂げている。それは人間の良心と理性に訴え続けてきた結果である。今後も同じことを続けていけばきっと差別が少なくなっていくと思う」

(スピーチも質疑応答でも実際にはきれいに英語を話せていませんし、論理立てて話しているわけでもありません。こんなことを話したという程度です。とにかく話すことが大事だと思います。)

—– 良かった点 —–

合格の決め手。

「スピーチの時間中、途切れず話し続けたこと」「質問に対して沈黙せずに答えたこと」
とにかくトピックから大きく外れないことを意識し、しゃべり続けました。

—– 反省点 —–

2次試験に関しては試験形式を調べただけでした。スピーチの後に質疑応答という流れは知っていましたが、詳細については試験前日に調べて知りました。えいみさんのHPをチェックして、とにかくトピックに沿って話し続けようというスタンスでした。2次試験に特化した対策は何もしていません。この点を少し反省しています。

—– 勉強法、気をつけたこと —–

英語力そのものを高めるように訓練したこと。

えいみさんが推奨されている勉強をとにかく繰り返しました。様々な勉強法を試してきましたが英語力の向上を特に実感した勉強法は「ディクテーション・シャドーウィング・瞬間英作文」でした。この勉強法の詳細はこのホームページで詳しく書かれているのでそちらを御覧になって下さい。

—– 不合格回との違い(前回不合格だった方へ) —–

2010年に英検1級に挑戦して、12点足らず1次試験に不合格となりました。今回は100点越えでの1次試験合格でした。点数にして40点以上の開きです。

一番の違いは英語の総合的な力が増したことだと思います。この4年間でディクテーションやシャドーウィング、単語力強化、瞬間英作文など、えいみさんが推奨する勉強法をこなしながら実力を高めていきました。その結果、不合格だったころと比べて英語力が向上しました。同時に、心理的な変化がありました。それは「英語が特別なものではなくなった」ということです。

4年前は英検1級に挑戦するというだけで身構えてしまっていました。さらに英語に触れる行為を日常とは違う異質な体験としてとらえていました。しかし、海外ニュース記事などを繰り返し読み、シャドーウィングなどを通して英語に触れ続けることで、英語が日常の一部となりました。

車の運転を考えてみると分かりやすいかもしれません。免許をとりたての頃は、車を運転する行為が初めてのことなので、運転後にどっと疲れたりしたことがあると思います。しかし、繰り返すうちにそれが当たり前の行為になり、いつしか日常生活の一部になっています。

同じように繰り返し触れるうちに英語が特別なものではなく「日常の一部」となったことが一番大きいと思います。いつも触れている英語が英検1級に変わっただけ、という心理状態で受験できたことが良かったのだと思います。

—– 合格までに利用したもの —–

英検のためではなく英語力を高めるために様々な媒体で勉強してきました。

しかし、英検1級対策に限って言えば

語彙対策
英検1級 語彙イディオム問題500
英検1級・国連英検特A 突破 スーパーボキャブラリービルディング(植田一三著)

長文対策
海外ニュース記事

リスニング対策
CNN Student News
えいみさん推奨のオーディオブック”GOALS!”など(他にも多数)
TEDなど(ちなみにスピーチで引用した素材は Paul Bloom “Can prejudice ever be a good thing?”

英作文対策
基本的には瞬間英作文のみ。(瞬間英作文はライティングにも効果テキメンです。)数年前、リスニング勉強用に使用したCore1900(Z会出版)という参考書を瞬間英作文するなどして対策。

2次試験対策(というよりも、英会話の学習)
瞬間英作文と、英語独り言、スカイプ英会話、リアル英会話(超おススメ!)

中学レベルの簡単な瞬間英作文を終えた後、基本的な文法を網羅した文法解説本の例文を瞬間英作文しました。使用したのは「TOEIC TEST文法 完全攻略」(石井辰哉著)です。文法をきちんと復習するチャンスにもなるので文法教材の例文を用いたで瞬間英作文は絶対おススメです

この様にして習得した表現をさらに英語独り言で訓練しました。主語や目的語を変化させながら、可能な時は声に出して。そうするとかなり定着しやすくなります。スカイプ英会話などで実際に使うとより効果的。

「リアル英会話」はiphoneアプリ。これって英語でなんて言うんだろう、というのを紹介してくれています。瞬間英作文がある程度のレベルに達した人はこのアプリで瞬間英作文の訓練してみることを強くおすすめします。Twitterをやっている方は「テリー先生」と入れてみて下さい。

—– えいみに一言、これから受験される方へのメッセージなど —–

受験者の皆様へ
英語学習者の中では「英検・TOEIC」が目標とする資格として最初に思い浮かぶのではないでしょうか。ただ、えいみさんが常々仰っていることですが、英検1級などの資格は決してゴールではないということです。ただの通過点に過ぎません。それに、これを読んでくださっている受験者の皆さんは英検1級で満足する方ではないと思います。その先にある「英語で議論する、洋画を字幕なしで見る、海外で働く、留学する」などの目標がある人たちばかりだと思います。だからこそ、英検1級をサッサと取得して次に進むべきです。私もいつも力不足に打ちのめされながら勉強しています。同じ英語学習者としてお互いに頑張りましょう!応援しています!

えいみさんへ
えいみさんを心から尊敬します。これだけ質の高いコンテンツを提供しながら同時通訳者として働き、びっくりするぐらい質の高いメルマガも発行して下さっています。特に「ながら聞きツール」を紹介して下さったことに、何と御礼を言ったらよいか・・。
私の英語学習はえいみさんと出会ったことで大きく変わりました。大げさではなく、人生も変わりました。これからも「えいみファン」として応援しています!



えいみより

お忙しい中、体験記を投稿してくださってありがとうございました!ジョニーさんとは以前スカイプでもお話しさせていただき、僭越ながら就職活動のアドバイスもさせていただきましたが、あの頃と比べてずいぶん英語も上達されたようですし、文面から自信がにじみ出ているようで、とても嬉しく思います。

> 以前視聴したTED で著名な心理学者が「人間は本能的にステレオタイプによって相手を区別する傾向を持っている」と話していたことを思い出したため、このトピックを選びました。

TED、いいですよね!

内容そのものが面白いので勉強抜きで楽しめ、スピーチなので新聞記事とかと違ってそのスピーカーの「意見」が聞けますし、何よりその一流のスピーカーのスピーチがお手本そのものですから。

私が英検のスピーチのネタ集めをしていた頃はTEDのことを知りませんでしたが、今あったら対策に使いたいですね。

> 英語が特別なものではなく「日常の一部」となったことが一番大きいと思います。いつも触れている英語が英検1級に変わっただけ、という心理状態で受験できたことが良かったのだと思います。

「いつも触れている英語が英検1級に変わっただけ」というのはまさにその通りで、これは私も本当に強調したいことです。

別に英検1級の特別な対策なんていらないんですよね。・・・って私は毎回うるさいほど書いている気がしますが、別に英検1級がゴールなわけじゃないので、日々のやるべき勉強をコツコツと続けて、その一環で合格したらいいわけで。

英語を日常の一部にするというのも、本当にそれが一番だと思います。「今年こそは英語を絶対絶対がんばります!!!」って言う人がたくさんいますが、英語ってそうやって鼻息荒くやるものじゃないんですよね。これ、おっしゃるように英語を「特別なもの」ととらえてしまっているからこそ出てくる言葉だと思います。

そうじゃなく、コツコツと、淡々と、冷静にやったらいいんですよね。毎日歯磨きするのと同じように。きっとジョニーさんはそれができているのだと思います。

というわけで、お忙しいところ詳しく体験記を書いてくださって、本当にありがとうございました。「私の英語学習はえいみさんと出会ったことで大きく変わりました。大げさではなく、人生も変わりました」というお言葉、本当にうれしかったです。そう言ってくれる人の言葉を励みに私もこれからも頑張っていきます。これからも社会人生活も、頑張ってくださいね!




多くの英検1級2次試験チャレンジャーに選ばれている教材

⇒ 面接で暗記に頼らず言いたいことをスラスラ言える訓練をする教材

⇒ スピーチのネタ集めと面接対策のシャドーイングが一度にできる教材

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