女性の権利は十分に注意を向けられているか?(英検1級合格体験記)

—– ハンドルネーム —–
L.

—– 年代・性別・ご職業 —–
30代女性 主婦

—– 他の英語の資格 —–
TOEIC905点(だいぶ前に受験したきりです。)

—– 2次試験に合格した回 —–
2014年度第2回

—– 何回目での合格? —–
1回目

—– 合格点(内訳) —–
62(18,18,12,14) ぎりぎりでした!!!

—– 選んだトピックとその理由 —–
Do women’s right get enough attention?

—– スピーチの内容 —–

女性の権利はまだ十分ではないけれども、以前のことを考えればだいぶ向上した、という論旨でスピーチ。

例として、祖母や母の時代には、女性が高等教育を受ける機会はかなり少なく、若くして結婚することが一番とされていたが、私たち姉妹は全員大学へ進学しそれぞれ自分のキャリアを形成することができた。

ただ、十分に女性の権利が向上したかと言われればまだ懸念があると言わざるを得ず、例えば他国と比較した場合女性国会議員の少なさや、企業における女性役員の少なさなどを見ると、まだまだ十分だとは言えないのではないか。安部政権下では女性が輝く社会の実現を唄っているので、ぜひ国の後押しを得ていい方向に向かってほしい。

こんな感じです!

—– 試験官とのやりとり —–

まず、日本人面接官から「女性の権利はまだ不十分ということですが、もう少し具体的な例をあげてもらえますか」と質問されました。

それに対しては「私は以前、いわゆる日系のグローバル企業で働いていましたが、グローバル本社の役員が20人くらいいる中で女性はたったの一人、しかも彼女は社外取締役という肩書でどこかの大学教授で、生え抜きではありませんでした。」と話しました。

次に外国人面接官から「では女性が活躍するにはどのようなサポートが必要だと思いますか。また現状を改善するには何が必要だと思いますか。」こんなような質問がありました。

回答として「私は1歳児の母で、○○市在住ですが、市が子育て支援に非常に力を入れていて大変助かっています。無料で利用できる施設や相談所もあり、一人で悩まず公的なサポートを得ながら社会復帰できる体制を作れることを実感しています。また、現状の改善については、ステレオタイプとしてもっている男は外で働き母が家を守るというような、日本人の男女の役割、家族像を変えていく必要があるのではと思います。教育番組を見ていても、市からの配布物を見ていても、子育てに関するものはほとんどが「ママと~~」「母親教室~~」ばかり。パパは不在なの?と疑問を持たざるを得ません。」こんな感じで答えたと思います。

—– 良かった点 —–

1分という短い準備時間を最大限使うため、全部のトピックをさっと流し読んだ後、すぐにいけそうなトピックに絞り(たぶんここまで10秒かかってないです)残りの時間を内容構成を考えるのに使ったことがよかったと思います。

それから、自己紹介のときにちょっとしたネタをしこんだので、ぴーーーんと張りつめた雰囲気がなくなり、スピーチしやすい雰囲気になったのと自分の緊張もほぐれて良かったです。あの短時間で自分の実力を最大限生かすには、緊張しすぎてしまってはもったいないですもんね!

(ネタというのは、私は現オランダ人の夫と、中国赴任中に出会い、赴任終了後日本に連れてきて結婚したんですが、そのことを当時の上司や同僚に「中国で真面目に仕事してたのか」「すごい土産持ってきたな」とよくからかわれた、という話です^^)

—– 反省点 —–

正直点数はもっといいと思ってたんですが、ぎりっぎりの点数でした。。。特に悪かった文法語彙12点の敗因は、使う単語や構文がシンプルすぎ、稚拙すぎだったかなと思います。カジュアルな会話の延長みたいなスピーチだったのかなと。。。英語スピーチの練習は一切しなかったので。もう少し固い文章を作れるようにならないといけないですね。

—– 勉強法、気をつけたこと —–

2次の対策として、英語は一切勉強しませんでした。。。えいみさんも「スピーチは、もともとのスピーキング力をアップするのが近道!」とおっしゃっていましたが、付け焼刃的にいくつかスピーチを作って暗記してみたところで自分の実力アップにはあまり意味がないと思ったからです。

また子供がいわゆる「後追い期」(ずーーーっと親の後をついてくる時期です。トイレまで。。。つまり、一人遊びは一切してくれず、彼が寝ているときは家事をこなさなくてはならず、自分の時間が一気になくなってしまいました。)に入ってしまい2次対策に時間を取れなくなったので本当に必要最小限の対策しなきゃ!ということで実行したのは、日本語でのネタ収集→そのネタについての考えまとめ、という作業です。(これもえいみさんの「英字新聞など英語媒体からの情報収集はあまり効率的ではない」というアドバイスに納得がいったからです。)

まったくの日本語オンリー作業でしたが、考えた内容のトピックがこれば、ドギマギしなくてもいいという心理状態になることはできました。例えば「少子高齢化」関係の内容について、新聞やニュースで言われている事実、派生的な問題、解決方法、自分の意見などを日本語でノートに書き殴り、それぞれの因果関係をまとめて自分の知識にする、という作業です。

健康問題、エネルギー問題、ジェンダー問題、など自分の得意分野についてまとめました。トピックは5つ出るんだから、一つくらいは自分の得意な分野が出るだろうと思い、苦手、あるいは意見をまとめる自信がなかった「科学」「経済」「政治」などのトピックについては考えることさえしませんでした。。。

—– 不合格回との違い(前回不合格だった方へ) —–

—– 合格までに利用したもの —–

えいみさんのHP:好きな個所はプリントアウトして何度も何度も読み返しています。

アルクボキャビルマラソンパワーアップコース:主に語彙対策として使用しました。でも夫の仕事で海外移住→妊娠→出産→子育て→第2子妊娠中と私生活がバタバタで、全く規日通りに提出物を出せませんでした。

でもえいみさんがHPでおっしゃっている通り何度も反復して使用することで自分の血肉となっていくんだ、と言い聞かせ、家事しながら、子供の面倒みながら、とにかくながら学習しまくっています。まだまだ全単語マスターできておらずいまだに聞いてます。

YCS:瞬間英作文の教材として使用しました。ネット環境が悪かったりPCの前に座っていることがなかなかできない期間があったりして、Level3までしかできず最後まで終了できなかったんですが、勉強の仕方がわかりました。

旺文社英検1級教本:読解問題部分を使用しました。時間配分の練習と自分のレベルを確認することができたと思います。

10秒日記:参考書とかではないんですが、これは毎日勉強したことを日記に記すという方法です。10秒となっているのは、ほんとに1,2行でいいということなんですが、ただし内容は自分を褒めること限定にする、というやつです。えいみさんもHPでおっしゃっていましたが、頑張る自分を我が子のように育てる、という気持ちは、淡々と独学を続けていくには非常に重要だと思います。時になんらかの事情で1週間、2週間一切勉強できなかった時があったりしますが、それでも再開した日の日記には、「よく戻ってきたね!また続けられるね!」みたいに、ポジティブワードで自分を鼓舞しました。

勉強系のSNS(StudyPlus):これも、独学が苦手な自分に、ほかにも頑張っている人が世の中にいるんだ、と励ますためにやってました。自分の勉強の軌跡を毎日記すことで、さぼる気持ちが激減するという効果がありました笑 独学は、その日勉強しなかったとしても別に叱ってくれる先生もいませんし、一緒に頑張っている戦友がいるわけでもないので、自分の意思に非常に左右されます。そこで、このSNSで同じ目的をもって勉強している人と友達になることで、あー、今日もこの人こんなに頑張ってるな、私も負けちゃいられない!と自分にむちを打ちました。

—– えいみに一言、これから受験される方へのメッセージなど —–

えいみさんのページには、真実が書かれている。これが私が一番えいみさんのページを信頼している理由です。「どんな問題集でもぶっちゃけよくて、それを継続して勉強できるかどうかが、英語が上達するかどうかの分かれ目」というお言葉。「勉強計画を立てるとき、それを継続できなくなるかもしれないいろんなことが人生起こるということを忘れがち。でも一度止まってしまってもまた再開すればいい」というお言葉。「ボキャビルパワーアップは本当に良品で、5万円の価値以上のものがある。長い間ずっと使うべき」というお言葉。すべて私の記憶の中に留まっている、えいみさんのお言葉なのでオリジナルとはだいぶ違っていると思います、すみません。

私は現在主婦として子育てしながら、別に誰に頼まれるわけでもなく、勝手に独学で通訳を目指す身です。えいみさんのこれらの言葉にうんうんそうだよな、とうなずきながら励ましてもらってきました。英検1級も受かるまではえいみさんの「一級だからってペラペラ話せるわけではないし・・・」という言葉に、ほんとにー?なんて思ってましたが、自分が受かってみておっしゃっている意味が本当によくわかりました。これからも地道に精進を続けます。数少ない「継続できる人」となり、いつかは通訳としてデビューしたいと思います!



えいみより


Lさん、お忙しい中、早速体験記を書いてくださってありがとうございます!

> 2次対策に時間を取れなくなったので本当に必要最小限の対策しなきゃ!ということで実行したのは、日本語でのネタ収集→そのネタについての考えまとめ、という作業です。(これもえいみさんの「英字新聞など英語媒体からの情報収集はあまり効率的ではない」というアドバイスに納得がいったからです。)

> まったくの日本語オンリー作業でしたが、考えた内容のトピックがこれば、ドギマギしなくてもいいという心理状態になることはできました。例えば「少子高齢化」関係の内容について、新聞やニュースで言われている事実、派生的な問題、解決方法、自分の意見などを日本語でノートに書き殴り、それぞれの因果関係をまとめて自分の知識にする、という作業です。健康問題、エネルギー問題、ジェンダー問題、など自分の得意分野についてまとめました。

素晴らしいですね!そうなんですよ。私が知る限り、大部分の人はこの英検1級の試験で何が苦労するかって、それぞれのトピックについて「日本語ですら何を言っていいやら分からない」「あまり深く考えたことがない」ということなんですよね。もちろん、自分の職業などに関係するトピックが出たら別ですけど。

なので、たとえば「エネルギー問題」だったら、英字新聞のエネルギー関係の記事を探してそれを読んで、エネルギー分野の単語や使えそうな表現を拾って・・・という勉強をしても、ものすごく時間がかかる割に「で、あなたはどう思うの?」って聞かれたら何も答えられないんですよ。(;_;)

それより、日本語で背景知識や現在問題になっていることなどの情報を仕入れて、いろいろと自分の考えや身近な事例をまず普通に日本語で考えて、「さてこれをどうやって英語にしようかな」「こういう時の単語は何を使うんだろう」とやる方が絶対に効率がいいんです。

英字新聞に書かれていたことはすぐ忘れてしまいますが、自分の意見や自分で考えた解決方法は絶対に忘れないですからね。なので、いつも言っているように、「自分の言いたいことをいかに素早く英語にできるか」という根本的な英会話のトレーニングに時間を割いた方がいいです。


> 一分という短い準備時間を最大限使うため、全部のトピックをさっと流し読んだ後、すぐにいけそうなトピックに絞り(たぶんここまで10秒かかってないです)残りの時間を内容構成を考えるのに使ったことがよかったと思います。

そのとおりですね。トピックは早く選ぶに限ります。そして、これについてどんなネタが自分の中にあるか?という話題探しに時間を割いたほうがいいです。


> それから、自己紹介のときにちょっとしたネタをしこんだので、ぴーーーんと張りつめた雰囲気がなくなり、スピーチしやすい雰囲気になったのと自分の緊張もほぐれて良かったです。あの短時間で自分の実力を最大限生かすには、緊張しすぎてしまってはもったいないですもんね!

> (ネタというのは、私は現オランダ人の夫と、中国赴任中に出会い、赴任終了後日本に連れてきて結婚したんですが、そのことを当時の上司や同僚に「中国で真面目に仕事してたのか」「すごい土産持ってきたな」とよくからかわれた、という話です^^)

読みながら思わず声を出して笑ってしまいましたが、すごくいいと思います!!私は個人的にあまり自己紹介の部分を準備しなかったのですが、だいたい何を聞かれるかは分かっているので、準備しておくと精神的にも落ち着きますよね。

おっしゃるように、自分からそうやって相手の興味を引く、相手を楽しい気分にさせるネタを披露することで、自分に有利な雰囲気で試験を進めることができるので、これはやらない手はないと思います。

ちなみに、これから受験予定の方に自己紹介ネタをアドバイスするなら、このLさんのように相手をクスっと笑わせるネタが準備できれば最高ですが、そうでなくても、ネガティブなことは言わないようにしましょう。たとえば、「今日は風邪気味で気分が良くないんです」とか。あなたにとって不利になることはあっても有利になることは絶対にありませんので。


また、ボキャビルマラソンとYouCanSpeakも活用されたようで素晴らしいです。私のホームページやメール講座なども、少しでもお役に立ったのならこれほど嬉しいことはありません。

Lさん、貴重な体験談をありがとうございました!



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