サイトがなければ英検1級を受けようとすら思わなかった

1次試験に合格した読者さんからメールをいただきました。

—– 件名 —–
英検1級
—– 現在の英語レベル(教材・勉強法のご質問の場合) —–
英検1級に不合格A(8点不足)でした
—– メッセージ —–
えいみさんこんにちは!
いつも楽しく拝見しています。

私は10年くらいに英検準1級を受け、そのすぐ後に1級を受けましたが、単語がまったくわからず、その後英語の勉強をほったらかしでした。
(とはいっても翻訳業についたので英語には携わっていました)

英検1級は心のどこかにあったものの、他の方の合格体験記を見るとお金と時間が莫大にかかるようで、私には無理だなと思っていました。

でもえいみさんのサイトを見て、私もできるのでは!と思い、チャレンジしてみました。
不合格だった私が言うのもなんですが、確かになんとかなりそうです。
逆を言えば、昔は、英検1級の人はバイリンガルですごい英語ぺらぺらと信じていましたが、意外にそうではないのかもとも思います。
この点も、えいみさんが英検1級の英語力について書かれていたことを実感しました。

今日のメルマガで英検1級の方が登場されていたので、ぜひ私のアレレな体験もどなたかの参考になるのでは、とメールを書かせていただきました。

なぜ私が不合格だったかというと、エッセイが4点だったからです(すごいですよね!)

受験申し込みをしてから過去問を見ましたが、その分析の結果、とりあえず、長文読解とリスニングはそれほど難しくないので9割以上を目指し、語彙は6、7割、エッセイは内容はともかく形式だけはちゃんと書いて10点を目指して合格しよう!と思いました。

ですが、実際に試験が始まり、長文空所補充の1題目で私は大きく躓いてしまいました。
緊張していたからか、この問題がとても難しく感じられ、20分くらいかかってしまいました。
ここはどうせ3点なのだからもう適当で次に進もうと思いながらも、ここまで読んだらきちんとやろうとか、私は翻訳者なので読解は満点でなくてはとかいろいろ雑念が渦巻き、結局終わるまで次に進めませんでした。

その後も動揺から集中力を欠いてしまい、エッセイに10分しか残っていない、と思っていましたが、私の時計が間違っていて実際には5分しかなかったのです!

当初の計画では、5パラグラフ×2、3文を予定していましたが、実際にはかなり時数が不足してしまいました。
5パラグラフ中1文になってしまうところもありましたし、序章と結論のパラグラフの内容はほぼ同じでした。
とりあえず中の3パラグラフに1つづつキーワードを入れましたが、今思うと文章がかなり支離滅裂でした。
このようなひどい内容だと、キーワードを3つ使い、パラグラフを5個にしても、点数は4点というひどいことになる場合もあるようです。
これでさらに動揺し、ヒアリングもさんざんでした(涙)

今回の受験を終えて思ったことですが、もし今回動揺せずにヒアリングがきちんとできていれば、一次試験は合格できたかもしれないが、今のままでは二次試験は厳しいだろうと感じました。
二次試験は短い時間でスピーチの内容を考えなくてはいけないので、5分でこれしか書けない私にはかなり難しいと思います。

とりあえず、次回の合格に向けて、一次試験対策と二次試験対策を同時に行うことにしました。
具体的には、ご紹介のあった瞬間英作文と、あとは短い時間でエッセイやスピーチを組み立ててみること(日本語で)に力を入れてみようと思います。

また、次のテストでは、読解の空所補充よりもエッセイを先にやろうと思います。

エッセイ4点は本当にびっくりするような低さですが、えいみさんのサイトに出会わなければ英検1級を受けようとすら思わなかったと思います。
ありがとうございました。
いつか合格の報告ができるようにがんばります。

これからもメルマガ楽しみにしています。



そして、9か月経った後に、1次合格のお知らせをいただきました。

— 件名 —
1級一次合格しました!
— 現在の英語レベル(教材・勉強法のご質問の場合) —

— メッセージ —
えいみさんこんにちは!
以前時計がズレていて、英作文の時間が5分くらいしかなく、英作文4点でしたとメールを送ったものです。

その後、えいみさんの記事をよく読んで試験の受け方を理解し、正しい時計を持って行ったところ、無事一次試験に合格することができました!
これもえいみさんのおかげです!!
えいみさんの記事を読んでいなかったら英検1級なんて絶対無理と思っていました。
でも受けてみたらなんとかなりました。

一次試験になんとか合格することばかりが頭にあり、二次のことは全く考えていなかったので今回は見送る予定でしたが、昨日えいみさんの記事をまた読んで、とりあえず二次(明日です・・・)にも行ってみよう!という気になりました。

昨日までは模範スピーチを読んで、「絶対無理」と思っていたのですが、えいみさんの記事を読んでとりあえず行かねば!と思いました。

昨日は試しに過去のトピックを見て、ストップウォッチを片手に2分間でどれくらいしゃべれるかをトピック5本やってみました。
とりあえず時間の感覚は把握できましたが、私はものすごくゆっくりだらだら話すので、かなりあっという間に二分が過ぎてしまい、内容が希薄なスピーチになり、まあ今回は厳しそうだな、と思いました。
でもここで行かないと次回も行かない気がするので、東京見物のつもりで行ってきます。

あと現在の仕事の翻訳業について、少し書いてみます。
少しでもえいみさん読者の方のご参考になれば幸いです。
私が翻訳を始めたのは、TOEIC830点の時でした。
ソフトウェア開発というバックグラウンドはありましたが、周りの方に比べるとかなり英語力は低かったと思います。
でも、英日に関しては、あまり高い英語力は必要ないと思うのです。納期をまあまあ守り、日本語として自然な文章を心がければ、仕事は意外にありました。
もちろん、履歴書を送っても何も返事がなかったり、トライアルに落ちることもたくさんありました。
それにめげることなく、どんどんトライアルに応募すれば、道は開けると思います。
求人に応募するための経験年数が足らなくても、「経験は足りませんが、それを補う能力があります(続けて能力の具体例を挙げる)」など恥ずかしいまでに自分を持ち上げてアピールすればなんとかなることもあります。

ですので、英日翻訳に関しては、「勉強してから」「英検1級取ってから」などは全く不要だと思います。
翻訳業に興味がある方は、今すぐチャレンジしてほしいです。

長々失礼しました。
これからもえいみさんのメルマガ、楽しみにしています。
お仕事もがんばってください!


> えいみさんの記事を読んでいなかったら英検1級なんて絶対無理と思っていました。
> でも受けてみたらなんとかなりました。

そう言っていただけてすごくうれしいです。

私も、自分が受験するときに
「こんな気が抜けた感じでも合格できるよ!」という、
こういう適当な対策サイトが欲しかったですー。(笑)

あと、翻訳のことについても触れてくださってありがとうございます。
TOEIC830点で翻訳を始めたといった具体的な情報、とても参考になると思います。
私も、最初に在宅の翻訳をしたのはそのくらいだったような気がします。

> ですので、英日翻訳に関しては、「勉強してから」「英検1級取ってから」などは全く不要だと思います。
> 翻訳業に興味がある方は、今すぐチャレンジしてほしいです。

ほんとにそうですよねー。
「英検1級取ってから」ってほんと意味ないですから!

私も英検1級を取る前から通訳や翻訳の仕事をしてますし
結局、英検1級という肩書より経験がものを言う世界なので
さっさと実務に飛び込むのが一番近道です。

英検1級の話に戻りますが、私も英検1級を持っていなかった頃は
英検1級ってすんごい人が合格するんだろうと勝手に思っていましたが、
自分が「すごい英語ペラペラのバイリンガル」とか言えるかっていうと、
全然そんなことないですからねー。

もちろん、自分が話せなかった時と比較すれば
今はペラペラと言えるのかもしれませんし、
英語が話せるなら理論上はバイリンガルなのでしょうけど、

英検1級って、いわゆるネイティブと同じレベルで英語を操れるくらいの勢いなんだと
なぜか思い込んでいたのですが、それは全く違いますよね。

このサイトでみなさんがかいてくださっているように
必要以上にビビる必要はないし、沈黙せずに自分の言いたいことをきちんと伝えれば
つたない英語でも合格できる可能性はかなり高いと思うんですが、
そういう現実を知ってもらって、少しでも気楽になってもらえたらなーと思います。





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