英検1級2次(スピーチ)対策と「ブロック」の作り方

英検1級2次試験対策について、読者さんから質問をいただきました。
私の回答と一緒に掲載します。


> —– 件名 —–
> 英検1級2次対策
> —– 現在の英語レベル(教材・勉強法のご質問の場合) —–
> 英検準1級
> —– メッセージ —–
> えいみ様、はじめまして。
>
> 私は前回英検1級の1次試験にパスしましたが2次で失敗し、
> 7月の2次試験の突破を目標にしている主婦です。
> えいみ様のブログを楽しく拝見し、参考にさせていただいています。

> このようなすばらしいコンテンツを作っていただき、
> 一人で勉強している者にとっては、たいへん励みになります。ありがとうございます。


> ところで、「ブロック」で組み立てる、という方法にはとても心引かれます。
(えいみ注:「ブロック」とは?⇒ スピーチは具体例の寄せ集め

> 前回2次試験を受ける前に読ませていただき、
> これまで英語でしゃべることに関してはノータッチだったにもかかわらず、
> そこそこ点がとれました。残念ながら落ちてしまいましたが、
> 考え方そのものはこれでいいのだ、と思いました。

> 今回はやや時間にゆとりがあるので、
> ブロックをもう少し作って練習したいと思っています。

> そこで質問なんですが、
>
> ①ブロックの基本形といいますか、
> こうして作るとどこにでもハマりやすくなるというような、
> コツのようなものはありますか。

> ダイヤブロックでも、レゴでも、
> あのボコボコがあるからうまくつながると思うのです。
> えいみ様がブログで書かれている2,3の例をよく見比べてみましたが、
> よくわかりませんでした。

> もし、きまりのようなものがあれば、お教えいただけないかと思いまして、
> 勇気を出してメールさしあげた次第です。
>

> ②それと、参考までに、えいみ様の場合、
> いくつくらいのブロックを用意されましたか?
>
> このように突然見ず知らずの方にメールをさしあげ、
> 一方的に教えを乞うのはぶしつけで申し訳ないと思います。
>
> が、どうしても次の試験では合格し英検から卒業したい、という気持ちです。
>

> 英語を話すのが苦手なので、毎日2次試験の勉強をしつつ、
> ツライ、と思ってしまいます。こんな私にとって、
> ほかにはない考え方のえいみ様のブログは頼みの綱です。
>
> どうか、よろしくお願いします。


【えいみ回答】


> ①ブロックの基本形といいますか、
> こうして作るとどこにでもハマりやすくなるというような、
> コツのようなものはありますか。


さて、このご質問についてですが
いろいろ考えてみたのですが、コツは特にないです。
私としても、意識したこともないというのが正直なところです。

ブロックの「ハマりやすさ」という面は重視しなかった、と
言ったほうが正確かもしれません。

どういう面を意識して練習したかというと、
いろんな種類をたくさん持っておくことと
適切なものがとっさにパッと出せるように、ということです。

また、基本形なども全くありませんので
形も長さもバラバラの不恰好なものがたくさんできていたと思います。
「ブロック」という呼び方が悪いからかもしれませんが、
それを「きっちりはめる」と考えなくていいです。

私の作戦では、理由づけ(具体例)1と具体例2で
それぞれブロックを使いますが、その二つのブロック同士が
かっちりはまる必要はないです。
全然形の合わないピースをただ「積み重ねる」だけでいいですよ。

むしろ、二つの事柄がお互いに全然関係ないものになることもあります。
スピーチ全体のテーマにさえ合っていれば、それでいいわけです。
長さだって、二つの具体例が同じである必要はないですしね。

でもまあ、コツをお尋ねですから
答えがこれだけというのも申し訳ないので・・・

かなり悩んだのですが、コツと言えるものがあるとすれば、それは
「このブロックはこのテーマにもこのテーマにも使えそう」といった
一般的な話題のものを作るということ以外にないのではないでしょうか。


> ②それと、参考までに、えいみ様の場合、
> いくつくらいのブロックを用意されましたか?

また、これについても、自分でも見当もつきません。
本当に大雑把に言えば、50くらいでしょうか。

過去のスピーチテーマ一覧からランダムにテーマを選び
そのテーマに合うブロックをその場で作ったり、
以前作ったものを使ったり・・・ということをやっていました。
作ったことすら覚えていないものもたくさんあると思いますし、
作りかけでやめたり、作ったけど使えなかったものもありますが。

結果的に言えば、ですが、
手持ちのブロックが増えたから合格できたというよりは、
ブロックの作り方がうまくなったからと言った方がしっくりきます。

その場で適切な具体例を思いつき、
それを何とかとっさに英語にするスキルが上がったということです。
結局、それが英会話が上達したということなんだと思います。


「ブロック」と私が呼んでいるものは
1回の面接につき3こもあればスピーチはできますし、
質疑応答でもあと2~3こあれば事足りますよね。

あとは、○○さんが、ご自分のスキルを分析して、得意分野を見極めて
どのくらい余分に用意していれば大丈夫そうなのか
それによって適切なブロックの数や質は変わると思います。

***引用ここまで***


「毎日何時間勉強したらしゃべれるようになりますか?」
「スピーチ案はいくつくらい作ったらいいんでしょうか?」
「何をどのようにどれくらいの割合で勉強したらいいですか?」

そういう質問を、たくさん受けます。

でもですね、
これって、答えようがないんですよ。

「あなたの現在のスキルによるし、
 そりゃ、勉強時間なんて少ないより多い方がいいし、多ければ多いほどいいです」

というのが、本当は言いたいことです。

それと、「えいみさんは○○をどのくらいやりましたか?」という質問も
本当に本当に多いんですが・・・

そういう質問をしたい人の気持ちも
分からなくはない、いや、とてもよく理解できるんですが、

「えいみはこれくらいやった」と聞いたところで
当時のえいみと質問者さんの状況もスキルも全然違うわけですし
あんまり役に立たないんじゃないかな~と思うんです。

スピーチのブロックを50個くらい作ったかな?と
この読者さんにはお答えしましたが、
それは、50個作れば何とか合格できそうだとか
そういうことを考えていたわけではないんですよね。

「ブロック50個」は、ただの結果です。

だから、他人に

「どれくらいやったらいいのか」「あなたはどれだけやったのか」

って、聞くのは別にいいですけど
あまり意味はないかな~って私は思います。

「参考にはなる」っていうご意見もあると思いますが、
さっきも書いたように、そもそものスキルとか環境とかが違うわけなので
余計な情報が入るだけで邪魔にしかならないのでは?と私は思いますけどね。

その人は本当は70個必要な人かもしれないのに
50個って聞いたばかりにうまくいかないとか、
可能性としてなくはないですよね。

(あ、この質問者さんが70個必要な人って意味じゃないです)

ちなみに私は、他人に「英語をどのくらい勉強したらいいか?」なんて
聞いたこともないし、聞こうと思ったことすらないです。

自分でやるべきことが分かっていれば、
どれだけ時間がかかるとか関係なく
それを淡々とこなすだけじゃないでしょうか?

「何をやるのか」「どのようにやるのか」っていう
英語学習の情報は、とても大切ですし、ずっと私も発信してきていますが
それを「どの程度やるのか」は本当に100人いたら100通りあって
何が正解かなんてないわけです。

えいみがどのくらいやったかだって、正解じゃないですし。

自分がやるべきことをちゃんとやっていれば、結果はついてきますので
人のことを気にしたり、不安になったりする必要はないです。^^




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