英検1級面接で舞い上がりすぎて大失態

イギリス人試験官が口を開きました。

「どのトピックに決めたか、教えてください」

「実は・・・まだ決まってないんです」

どうしよう、どうしよう・・・
どのトピックにしよう。

「あの・・・質問することは許されていますか??」

ダメもとで、聞いてみました。
"loanword"
の意味が分かりさえすれば・・・・・!!!


「No!」

やっぱりダメか・・・・・_| ̄|○(←当たり前)
試験官は、苦笑いしていました。(笑)


「じゃ、じゃぁ~、○番のトピックにします」

私は、「医療系」のトピックを選びました。
正直言って苦手分野です。
舞い上がりすぎて、自分でも何をしているのかわけが分かりません。

「最近の医療はテクノロジーに頼りすぎか?」
という内容だったと思いますが、
当時は消してしまいたい記憶だったため(笑)、定かではないです。

「最近の医療は、テクノロジーに頼りすぎていると思います。それは・・・」

もう、言葉に詰まってしまいました。
しばらく沈黙。

「例えば、私の父が入院していたとき、えっと、父は癌だったんですが、
 癌と診断されて、告知するかどうか家族で悩んだんですが・・・・・」


ぎょえ~~!!!

いきなりテクノロジーと全然関係ないじゃん!!!
何やってんだワタシ!!!

「だから、父の担当医には、もっと父に対して精神的なサポートを
 してもらいたかったなと今も思ってるんですが・・・・・」


「だから、テクノロジーより心のケアが大事」という主張を
私はしようとしていた(と思う)んですが、
論理は飛んだまま、修正不可能な間にタイムアップ。

・・・・・今これを書きながら、

「2分もあってたったこんだけしかしゃべってないのか?」
と涙が出そうです。

「では、質問をいくつかします」とイギリス人試験官。

どういう質問だったかはほとんど覚えてないのですが、
印象として思ったのは

「私の話した内容はめちゃくちゃテーマから外れてるけど、
 その流れからうまく私が答えられそうな質問をしてくれているな」

ということ。

なんと言うか、
「何とか能力を出させてやろう」という気概(?)を感じました。

それで、少し安心したことを覚えています。
(いいように考えすぎかも知れませんが。)

すると、日本人女性の試験官がはじめて口を開き、
「トピックに戻りますけども・・・・」

とっさに、「ソーリー」という言葉が口をついて出ました。

そうだよなぁ~、
私、トピックの「テクノロジー」の「テ」も言ってないんだったよ・・・_| ̄|○ ガクッ

質問はトピックの内容に沿った質問でした。
質問の意味がよく分からなかったので
「○○ということですか?」と聞きなおしました。

試験終了のアラームが鳴りました。
がっくりとうなだれて、気の抜けた「さよなら」とともに面接室を出ました。

試験官の目を見てほほえみながら部屋を出る心の余裕なんかは、
全くナシです。

「穴があったら入りたい」とは、まさにこのこと!!
会場を出ると、真っ先にバッグから電子辞書を取り出しました。

「もぉ~~!!!loanwordって、いったい何なんだ!」
(↑往生際悪すぎ)

辞書には・・・・・

「借用語、外来語」とありました。

なんだ~~!!!
借用語の是非なんて、いくらでも言いたいネタがある!!

これが分かってたら、絶対私受かってたし!!!
(ま、後になっては何とでも言えるので許してください。汗)

「loan」という言葉を見て、もう、
家を買うときのローンしか頭に浮かばなかったんです。

冷静な時ならちゃんと意味を推測できたかも知れませんが、
英検には魔物が棲んでるんだ、と思い知ったのでした。
(自分の勉強不足は完全に棚にあげてます。)


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