英検1級2次試験採点分野別対策・Interaction編(2)

2分間スピーチはもちろんですが、
質疑応答でも一番避けなければいけないのが「沈黙」だと思います。


沈黙を防ぐのに有効なのは、

前回書いた「考えをスムーズに英語にする」訓練のほかに
自分の論理をサポートする具体例になりそうなネタをどんどん仕入れることです。


言いたいことが英語にできない、という問題もありますが、
「そもそも何を言っていいかわからない」というのもツラいです。

でも、難しいことを無理に言おうとする必要はまったくありません。

たとえば私が受験したときには、質疑応答で、

年配の人は新しいことを覚える能力が劣っている

という、もう、なんじゃこりゃ!というくらい幼稚な論理で
「テクノロジーの発展は生活を複雑にしている」という主張をサポートしています。

(詳しくは体験記のこのページに書いてます)


まあ、こんな簡単な具体例であれば、常識の範囲内で十分対応できますが
それに加えて新聞記事、雑誌、TV番組などにネタはいくらでもころがっています。

私の一番のオススメは、NHKのクローズアップ現代です。

(その他のネタ元はスピーチネタ収集源でどうぞ)


また、誤解を恐れず私の印象を言わせていただくと、
論理がたとえ破綻していても、それだけで即不合格にはならないと思います。

論理の穴を突かれて「うっ・・・」と沈黙してしまったら危険
ということではないかと思います。

または、論理が破綻しているのに気づかず
主張がちぐはぐになっている場合も減点かもしれませんが、
その辺は確かなことは言えません。


論理が破綻していると気づいたとき、またはそこを突っ込まれたとき・・・

そのとおりですね!私はさっき○○と言いましたが
今あなたのおっしゃることを聞いて、△△という考えも正しいと思いました

など、その場で繕っていいんじゃないかと思います。

その後、余裕があれば「ところで、◇◇という例もありますが・・・」と
自分がきちんと論じられそうな例に話を自ら持っていくのもアリだと思います。

もちろん、論理が破綻しないのが一番いいですが
主張がちぐはぐになったまま突っ走って取り返しがつかなくなるよりは、
適宜方向修正をした方がいいと思います。

「いかに首尾一貫した主張ができるか」というより
英語でのコミュニケーション能力が問われている試験なのだから、
そういう柔軟性があってもいいんじゃないかな、と私は思います。


または、質問にどう答えていいか分からないときは

そうですね、とても興味深い質問だと思うのですが、
なかなか答えるのが難しいですね、えっと、そうですね・・・

と時間稼ぎ(笑)をしながら必死で何を言おうか考えるとか、
もう、どうしても答えが浮かばないならば、

I don’t know if this could be an answer to your question, but I think …
(答えになってるか分かりませんが・・・)

と、自分が語れる分野に話を持っていってもいいと思います。

(注意!!
「質問に対して答えがズレていると自覚してますよ」というメッセージは必要です。
「答えになってるか分かりませんが・・・」でそれは伝わると思います。
でないと、質問が理解できなかったと取られてしまいますので)


当たり前ですが、これを推奨します!ということではなく、

なんも言えねー!!」(流行語ふるっ)と本当に困ってしまった時にかぎっては
こういう方法ですり抜けるのもアリではないですか?というだけです。

少なくとも、完全な沈黙よりは確実に点数がもらえるはずです。


また、もしどうしてもひとつの例しか思いつかなければ、
すでに挙げた例を繰り返すのも(私の経験上は)許容範囲内です。

私は、全く同じ具体例をスピーチと質疑応答で挙げました。
それしか思いつかなくて、どうにも仕方がなかったのです。

Well, I said this earlier, but I think …

これで、同じ例を繰り返しました。
それでも、Interactionの得点は80%もらえましたので
大きな減点とはならなかったようです。


今日は「沈黙しない!」をテーマに
いろんな窮地の脱し方を書いていますが、

本当は窮地に陥らないで済めば、それに越したことはありません。

また、英検のエキスパートの方からすると
「まあっ!!こんないい加減なことを!」と怒られそうな内容ですが
あえて「正攻法ではない対策」にこだわって書いています。

(正攻法については、優れた対策本やHPがたくさんありますので)

私は、自分が受験するときに「○○だったけど大丈夫だった」という
経験者の情報が役立ったし、すごく勇気づけられたので
そういう情報を求めている方のお役に立てればと思っていますが、
中には、間違いや誤解もあるかもしれません。

ですので、ここで私が書いたことは、
読まれた方がそれぞれの基準で判断してくださいね。


⇒ 英検1級2次試験採点分野別対策・Interaction(3) へすすむ




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