英検1級2次試験の採点基準を斬る! -掟破りの英検1級対策

英検1級合格体験談でも載せましたが、これがスピーチのスコアです。

分野 前回 今回 満点
 Short Speech 15 (50%) 18 (60%) 30
 Interaction 15 (50%) 24 (80%) 30
 Grammar and Vocabulary 12 (60%) 16 (80%) 20
 Pronunciation 12 (60%) 16 (80%) 20
合計 54 74 100

(合格点は60点)

スピーチが不合格だったときより全体的に点数が上がった理由は、
「話すネタが(一応)あった」からに尽きる!と思います。

(かなり強引で怪しい部分もありましたが・・・ ^^;)


自分自身のスピーチの体験を分析した結果、以下のことが証明されました。
(あくまでも私の場合ですので、誰にでも当てはまるかどうかは分かりません)

・ 序論→本論→結論というスタイルを無視したスピーチでも、
  60%(つまり合格点)もらえる。

・ 発音のスキルに変化はなくても、発音の点数は変化する。

・ 同じく、文法と語彙の運用力に変化はなくても、文法と語彙の点数は変化する。

・ 同じ例の繰り返し、質問の聞きなおしなどは、点数にそれほど影響しない。


英検1級スピーチ分野別の得点分析

スピーチ: 得点率50% → 60%

まず、ネタがあったことで、
スピーチで前回より沈黙の時間が短くてすみました。

面接で話す内容の論理性は前回から進歩したとは思わないので、
「沈黙する」ことが何より避けなければいけないことらしいです。

※ さらに書いておくと、面接で最後に微妙に余った時間で
  「だから、私たちはテクノロジーを上手に利用していくべきだと思います」とかなんとか
  結論らしきことをひとこと付け加えたら、もうちょっと点数がもらえたのかも。

  まあ、実際はどれだけ時間が余ってるか分からなかったのだし、
  単なる結果論ですが・・・^^;


対話: 得点率50% → 80%

自分の中でそのネタについての考えがまとまっていたから、
質疑応答でもきちんと会話になった気がします。

それにしても得点率30%アップは出来すぎかな?と思います。

私が思うに、この「対話」は点数の稼ぎどころです。

質問の聞きなおしもしたし、
質問の意味を取り違えたところもありました。

さらに、他の例が思いつかず、
(新情報を付け加えつつですが)同じ例を繰り返しただけのところも。

それでも80%もらえるなんて・・・結構、甘いな!と思いませんか?(笑)

「かみ合った会話」が最大のカギです。


文法・語彙: 得点率60% → 80%

これは、
スピーチ・質疑応答全体の印象でほぼ決まった
と思います。

というのは、文法や語彙の「運用力」自体は
前回とほとんど変わらないはずだからです。

前回と今回を比べて、「前回の方が文法の間違いが多かったか?」と考えると、
「そんなことはない!」と思います。

むしろ、話す時間が長かった今回の方が、
文法の間違いも増えた気さえします。


発音: 得点率60% → 80%

これも上と同じく、
スピーチ・質疑応答の印象アップによるもの
だと思います。

この3ヶ月間に発音の訓練は一切していません。

それでも点数が20%もアップしているというのは、
特筆すべきことだと思います。

相手に全く通じないようなひどい発音なら別ですが、
それほど発音のことは心配しなくていいのでは?というのが私の考えです。

結局、印象が大事なのか?

スピーチと対話はともかく、
文法・語彙、発音はどういう採点基準なのか、正直分かりません。

でも、私はあえて断言したいと思います!!

「印象」が、かなりのウェイトを占めているようです!!!!!

(あくまでも、私の個人的な意見です。)

スラスラと論理的に話すことができる人については
文法・語彙・発音もきちんとしている
(少なくとも「悪くない」)という「印象」を受けるでしょうし、

逆に、発音が上手で文法の間違い自体もなかったとしても
何度も詰まりながらゆっくりしか話せないとしたら、
「発音や文法が良い」という評価もしにくい。

外国人で日本語を話す人のことを
想像してみると分かりやすいと思います。

次の二人のうち、どっちが「文法・語彙・発音」のレベルが
上だと判断するでしょうか?

一人目: 韓国人。発音はかなり日本人に近い。文法も得意。
    シャイなのと、ミスを心配するあまり、詰まりながらでないと話せない。


二人目: アメリカ人。発音はかなり英語の影響が濃い。細かい文法ミスもあり。
    でも、話すことにためらいがなく、言葉はスラスラと出てくる。



文字で書くと分かりにくいですが、
絶対、この「アメリカ人」の方が全体的な評価は高く、
それに引っ張られて発音などの点数も上がるはずです。

ということは、この「アメリカ人」に少しでも近づくような対策を立て、
それを実践すれば、点数が多く稼げるようになるのではないかと思います。

(ためらいなく話せるようになる訓練は、瞬間英作文のページを参考にしてください)


ところで・・・自慢のつもりではありませんが、

私は人前で英語を話す機会があると
かなりの確率で「発音が上手」と言ってもらえます。

通訳の先輩方にとっても、
入社試験のときの私の第一印象は「発音がきれいな子」だったそうです。

おそらく、すでにでき上がっている英語を音読するだけなら、
ノンネイティブとしてはかなり良いはずです。

(まあ、ネット上だから何とでも言えますけど・・・)

で、そんな私は、前回テストの「発音」分野で、
60%しか点数をもらえていません。

そして、私の発音のスキル自体は前回と全く変わらないのに、今回は80%に。

ということは、一つ一つの音の出し方がどうとか、
舌の使い方がどうとか、

そういう基準だけではおそらく採点してないと思います。

こう考えると、
結局、「文法・語彙」と「発音」の点数をアップさせるためには、
それに単独で力を入れるのではなく、

その印象を左右する「スピーチ」「対話」に力を入れると、
それにつられて全体の点数が上がる、ということになります。

つまり、

合否は「スピーチ」と「対話」の内容でほぼ決まる
と考えていいのではないでしょうか?

結論:

発音や文法を気にするより、
スピーチと質疑応答の内容を充実させることにエネルギーを注ぐほうが
ずっと早く合格に近づけます。

⇒ 英検1級2次試験採点分野別対策・Short Speech編 へすすむ



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