平均的な英検1級合格者の語彙力とは? -掟破りの英検1級対策

果たして、一般的な英検合格者の語彙力はどんなものなんでしょう?

英検1級1次試験受験者の分野別得点

※平均点をパーセンテージに換算しています。

2004年10月 2007年10月
合格者平均得点率(%) 全体平均得点率(%) 合格者と全体の差(%) 合格者平均得点率(%) 全体平均得点率(%) 合格者と全体の差(%)
語彙・熟語・文法 60 48 12 72 52 20
読解 77 54 23 85 62 23
リスニング 74 53 21 82 68 14
作文 79 54 25 68 50 18

合否通知についてきた「分野別得点票」の平均点を
パーセンテージに直したものです。
(現在の形式になって2回しか受験していないので、データが限られていますが・・・)

これを見てみると、
英検1級合格者のパート1の得点率は他の分野と比べて低い
ことがお分かりいただけると思います。

2004年10月の得点率は全パートでぶっち切りの最下位。
2007年10月も下から2番目です。

2004年10月は、合格者と全体の得点率の差を点数に直すと、
たった3点です。

もちろん年度・受験回によって多少の違いはあると思いますが、
これまでの過去問やほかの情報を見ても、この傾向はそれほど変わらないようです。

このデータが何を意味するのかというと・・・
英検1級で1次を突破した人だって、パート1にはかなり苦戦しているということです。

少なくとも、私はこれに気づいてからかなり気が楽になりました。

つまり、こういうことです。
合格できる実力のある人でも苦労するような難しい問題を
スラスラ解けるようになることを目標とするべきではない。

他のパートで点を稼ぐことに力を注ぐべき。


もちろん、合格者の中には、楽々パート1をこなしている方もいるとは思います。
でも、私を含めてかなりの人がやっていること、それは・・・

1.もっと低いレベルの語彙力を最大限に生かす。
2.接頭(尾)語などの知識で知らない単語の意味を必死で推測。
3.消去法をフル活用。



もちろん、語彙を覚えるのが一番得意だという人は、
パート1に力を入れたらいいと思います。

でも、パート1で出題される語彙のレベルはかなり高い上に、
配点はたった1点

つまり、
注いだ時間と努力が点数に結びつく可能性が一番低いんです。

それでもパート1で得点をアップさせることを目指すなら、
私は熟語の方に力を入れることをオススメしたいと思います。

ちなみに、私は熟語は結構集中的に覚えました。
(CD聞くだけの勉強ですが)

確率論でいうと、実際に覚えたものが単語より確実に高い割合で出題されます。

語彙にそれほど自信があるわけではない人にとっては、
パート1が完全に解けるレベルにならなくても全く構わないんです。

得点率が50%に満たないくらい(←ワタシ)だったとしても、
他の問題で挽回は十分可能です。

誤解しないでいただきたいのは、
「語彙力の強化は不要」と言っているのではないということです。

語彙力は、絶対に必要。

・・・・・じゃあ、どこまで出来るようになればいいんでしょう?

そこで、

「パート1を楽々とは解けないけど1次試験が突破できるレベル」とは、
どういう語彙力なのか、考えてみたいと思います。


⇒ 英検1次試験の戦略・自分はどこで点を取るのか? へすすむ

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