苦手な長文を得点源にする教材 -掟破りの英検1級対策

多読・速読(易しめの文章をたくさん読む)に最適な教材:

基本的には、自分の興味があるものを選んでください。
自分にとっての「易しめ」の判断は、以下を参考にしてください。

知らない単語が「ほとんど」ない。
(「ひとつもない」では、簡単すぎる場合もあります。)

目安としては、1段落につき知らない単語が1つ以下程度。

好みは人によってさまざまです。
上はあくまでも目安と考えて、自分に合ったものを探してください。
「意味がちゃんと分かり、楽しく読める」ものが一番です。

私の経験をお話ししますと、
TOEIC700点台後半の頃に「多読」をはじめました。
ぴったりだったのが、高校1年生のリーダー用教材でした。

(「多読をはじめました」という表現は厳密には間違いで、
 多読の効能なんて当時は全然知りませんでした。
 塾で高1の英語の担当になったので、読まざるを得なかっただけです。)

TOEIC700点後半くらいあれば、
難関大学の英語の入試問題も解けるはずですが、
その頃で高1用のものがちょうどいいくらいです。

学生時代の教科書や参考書をまだお持ちの方は、
改めて読んでみてはいかがでしょう?


ところで、教科書をオススメしたい理由ですが、
中高生の教科書は、単語レベルが調整されていることです。

幼児向けの本で読む練習を始めようとする人が多いですが、全くお勧めしません。
子供用のものは、日本語で言えば「ブーブー」「まんま」のような擬音語や幼児語など、
普通の大人の英語学習者にはなじみのない(そして知る必要もない)単語が出てくるからです。

また、ハリポタなどの児童向け書籍にしても、魔法の特殊用語とかが出てきますし
マニアなくらい大好きでなければ、難しくて読めたもんじゃないと思います。

教科書を読んでみると、
「高校の時は全然楽しくなかったのに、今は面白い!」
というびっくり体験ができると思います。

教科書なんてもう捨てちゃった!という方は・・・

ペンギン・リーダー 
レベル6
(英検準1級レベル)
Penguin Readers: Level 6 LES MISERABLES (Penguin Reader, Level 6)

ペンギン・リーダーとは、英語レベルごとに
難易度が選べるようになっている洋書です。
外国人学習者用に語彙が調整されています。

そこで注意点なのですが、速読教材としては、
表示レベルから少し下げたもの
を使うのがいいと思います。

表示通りのレベルではなく、
「こりゃ簡単だわ(そして楽しい)」というものを。
背伸びしないことが大事です。


MAINICHI WEEKLY

英検1級,読解

初めての英字新聞としてオススメ。
語彙が初心者用に抑えられていて、
難しい語句は和訳があります。

「新聞」といってもニュースはほんの数ページだけ。
旅行・語学・映画などの面白い記事が満載。

サイズが小さいので、通勤途中などに広げても
「英字新聞読んでますっ!」
というオーラ全開にならないのがいいです。


Time for Kids

英検1級,読解

TIMEの子供向け雑誌。
子供向けですが、大人が読んでも素晴らしい内容。

タイム誌の充実した内容と
きれいな写真を気軽に楽しめます。

ほかに伝記、科学などもあります。

Time for Kidsのウェブサイトも参考。
いろいろリーディング素材が見つかります。



精読(英検1級レベルの文章をじっくり読む)に最適な教材:

英検1級Can-doリスト(英検HP参照)の読解レベルは、以下のとおりです。

社会性の高い幅広い分野の文章を理解することができる。

・ 雑誌の社会的、経済的、文化的な記事を理解することができる。
  (TIME / Newsweekなど
・ 文学作品を理解することができる。(小説など)
・ 資料や年鑑などを読んで、必要な情報を得ることができる。
  (報告書、統計的な資料など)
・ 留学や海外滞在などの手続きに必要な書類を理解することができる。


「小説など」とありますが、
英検の読解問題で小説が出題されることは・・・あるのかな?
主に出題されるのは、時事問題・評論です。

上のCan-doリストにもありますが、
英字新聞や雑誌が読めるようになることが
合格の一つの目安だと思います。

実際に、新聞や雑誌の記事が英検の問題として出題されています。


英検1級レベルの英語学習者は、
すでに英字新聞や雑誌を学習に取り入れている人も多いと思いますが・・・・・

毎回定価で買うとかなりの値段がする新聞や雑誌。
お得に申し込みができる新聞・雑誌があるので、ご紹介します。


Newsweek
「掲載記事を全部読もうとしないこと」など、
Newsweekの読み方のルールが参考になります。
Newsweekがどの程度読めるかによるTOEICレベルの診断や、
レベル別のNewsweekの活用法などもあります。

ニューズウィーク英語版 Newsweekの詳細

英検1級,対策 TIME
英語学習者の永遠のあこがれの雑誌。

店頭で買うのがバカらしくなるほど、
定期購読の特典がすごい。
1冊980円→310円、また辞書がタダで5冊もらえます
最大68%オフ、定期購読者全員に辞書5冊プレゼントはこちら

The Nikkei Weekly(現在休刊中)
私の一番好きな週刊新聞です。(夫もです)

最大<15%オフ、週刊英文経済紙「日経ウィークリー」

英検1級,対策,リーディング On Sunday
こちらも週刊。
週に1度が学習を継続しやすい頻度だと思います。

The Japan Timesの週刊新聞です。
定期購読で割引になります。



英字新聞・雑誌を使った学習を長続きさせるコツ

(1) 全部読もうと思わないこと!

当たり前ですが、全部の記事を隅々まで読むことはできません。

日本語の新聞だって、自分の興味があるところしか読まないのに
なんとなく「英語だ」と思うだけで、
頑張って読まなきゃ!という気分になってしまうものです。

自分の興味がある分野・コーナーなどに的を絞って、
それを継続して読んでいくのが一番です。


(2) 思い切って捨てること!

英語の新聞・雑誌って、なかなか捨てる決心がつかないのは
私だけではないと思います・・・汗

日本語の情報だと、「旬」が過ぎると
「不要」とすぐに割り切って捨ててしまえるのに、

英語だとなぜか「いや、情報は古くても英語の勉強にはなるから」と、
溜め込んでしまいます。

「新聞は1ヶ月以上前のものは捨てる」など、
自分で期限を決めておくのがコツです。

ところで、
「じっくり読む」ために最も効果的だったと私が思うのは、
翻訳の勉強を独学で始めたことです。

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