英検1級エッセーの5つのルール -掟破りの英検1級対策

「も~、エッセーって何をどうしていいのかさっぱり分からんっ!!」
という人のために、

英検1級の2007年度第3回の問題を例に
すご~く当たり前のことを、できるだけ簡単に説明しようと思います。

<英検1級2007年度第3回のエッセー問題> 

<問題文>
与えられた「トピック」について、
下の「ポイント」のうち3つを用いてエッセーを書きなさい。
エッセーの構造は、序論と結論を含む3段落以上とする。
長さは、200語程度とする。

トピック: 世界の原生地域(自然保護区域)は
      より良く保護されるべきか?

ポイント: ・ 生物の多様性
      ・ エコツーリズム
      ・ 先住民の人権
      ・ 人口の増加
      ・ 経済の発展
      ・ 国際協力

(実際の問題に英語で書いてあることを適当に日本語訳しています。)

ルール1:英検のエッセーは、5段落構成で書いてください。


注意書きには「3段落以上」となっているので
絶対に5段落のエッセーでなければならないということはないです。
3段落構成で書くことは可能。

でも、解答例は5段落になっています。
これが絶対に一番簡単。

ちなみに、
3段落と5段落以外はあり得ない
です。
(4段落とか6段落とかで書いちゃダメです!理由はのちほど。)

ルール2:文章を書き始める前に、必ず自分のサイドを決めてください。


2007年度のエッセー問題では、3回とも「イエス・ノー」で答えられるトピックです。
(5W1H以外ではじまる質問)

「世界の原生地域はより良く保護されるべきか?」について、
イエスなのかノーなのか、エッセーを書く前にはっきりさせます。

(「書いてるうちに意見もまとまってくるだろう」とか甘いこと考えちゃいけません)

**イエスかノーかを選ぶときのヒント**

自分の意見を真剣に反映させる必要は全くないです。
入社試験とかじゃないので、オリジナリティーがなくても構いません。

「英語で筋道を立てて説明できるか」を見られているだけなので、
書きやすい方を選ぶのがイチバン。

提示された6つのキーワードを見ながら
「どっちがより書きやすそうか」を考えてから決めるのがいいと思います。

ただし、当たり前ですが
「ほんとはノーだけどイエスが簡単だからそっちで書こう」という場合は、
あくまでも「イエスの立場の人」になりきって、首尾一貫した主張をしてください。

ルール3:どの「ポイント」を使うか決めてください。


「世界の原生地域はより良く保護されるべきか?」という質問に対し
「イエス」で論を進めるとします。

全部トピックの重要なキーワードなので、どれ選ぶかはお好みで。

「世界の原生地域はより良く保護されるべき!」
という立場から何を主張するかを考えます。

例として、6つのポイントで思いつくことを書いてみます。

私は疎い分野なので、
とんちんかんなことを書いてるかも知れませんが・・・



生物の多様性
 
生物の多様性の維持のためには、
原生地域の保護が不可欠。
エコツーリズム
 
原生地域でのエコツーリズムで、
自然保護の重要性を訴えることが可能。
先住民の人権
 
自分本位な開発で保護区の
先住民の生活を奪うことは許されない。
人口の増加
 
人口増加は土地開発→自然破壊に
つながるので、計画的な開発が必要。
経済の発展
 
ただ経済発展を目指すのではなく、
自然保護とのバランスをとるべき。
国際協力 自然保護地域に先進国から
環境問題の専門家を派遣し、啓蒙活動を行う。

こんな感じで考えてみて、エッセーを書きやすそうなのを3つ選ぶ。

もちろん本番では6つ全部をこうやって
詳しく検討する必要はないですよ~。

ルール4:書き始める前に、どの段落で何を書くかを決めてください。


5段落の内訳は、前のページで載せたパターン通りに書いてください。
最初の段落は序論、最後の段落は結論を書くのがエッセーの決まりです。

問題は、2~4段落に何を書くかですが、
上で選んだ3つのポイントを、一つずつ入れていけばいいだけ。

論のつながり、盛り上がりなどを考えて、3つをどう並べるか考える。
(そんなに真剣に考える必要はないです)

では、上から適当に選んだ3つを当てはめてみます。
赤字は3つのキーワードです)

1段落 序論 原生地域の保護の現状
2段落 本論 自然破壊により生物の多様性が失われる。
3段落 人口の増加による無計画な開発も自然破壊の一因。
4段落 自分本位な開発により先住民の人権が侵害される。
5段落 結論 だから、原生地域のより良い保護が必要!!

こんな感じになると思います。
満点は取れなくても、合格点には届くと思います~。

*********

ところで・・・
「3段落と5段落以外はありえない」と書きましたが、

3段落構成の場合、「序論・本論・結論」にそれぞれ1段落ずつを割り当てるので
 
  1段落目・・・序論
  2段落目・・・本論(3つのキーワードを全部入れる)
  3段落目・・・結論

という構造になります。

「序論・本論・結論」というエッセーのルールを考えると、
4段落とか6段落とかで書くと、そのバランスが崩れてしまうのが分かると思います。
私の予想ですが、減点対象になると思います。


ルール5:それぞれの段落の分量は、だいたい同じくらいで!(5段落構成の場合)


「だいたい」同じくらいということですが、
1段落目(序論)と5段落目(結論)は、他よりちょっと少なめでもいいと思います。

重要なのは、2~4段落(本論)の分量がだいたい同じくらいということです。
(あくまでも「だいたい」ですからね!)

目安としては、1段落につき2文から3文くらい書けば、200字程度になると思います。
(当然1文の長さにもよりますけど・・・)

これを頭にいれておけば、
いちいち語数を数えながら書き進める手間が省けます。

ちなみに
Around 200 words(200語程度)って、一体どこまでOKなのさ!?」
そう思う方は私だけではないと思いますが、

ご参考までに、高校・大学入試などではプラスマイナス1割~2割が定説のようです。

ということは、
180語から220語(1割)または160語~240語(2割)ぐらいでしょうか?

理想的なのは1割で、160語とか240語だと
ギリギリ許容されるかどうか・・・という感じかもしれません。

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